本にはまっている自分

VP読破以来、本を読むことにはまり始めた。今まではあまり本を読んでいなかった。本を読むのが遅いのはそのせいだ。だけど、最近になって本の楽しみにはまる様になって来た。本を読むための時間を割く様になって来たのもそのせいかもしれない。自習中とか登下校中とかに読む訳で。


VPの後、友達のすすめで買ってみた文庫、それが「ダイスをころがせ!」という作品。ホワイトアウトの真保裕一氏の作品だ。扱ったテーマは選挙だ。リストラされ別居中の男が主人公で、彼の親友が選挙に出ると言い出し、彼は親友の秘書となり選挙戦を過ごしていくという作品である。物語は選挙開票前で終了すると言う、何とも歯がゆい終わり方ではあるが、ものすごく読み応えがある。ものすごく取材がなされているようで、特に選挙制度や選挙に関する決まりがかなり詳しく書かれている。また、好きこそ物の上手なれという事も考えられるのだが、情景の描写がリアル。次の展開、次の展開が楽しみで仕方がない作品だった。ただ、その点選挙という物への恐怖と言うか不安を与えてくれた作品だったので、将来自分は・・・と、また悩んでしまうきっかけになった訳だ。

その後、半ば衝動買いをした、劇団ひとり作、陰日向に咲く。コレ、最高。おもしろい。5つの作品からなる小説で、単なるショートショートかと思っていたのだが、実は違う。各ストーリーの登場人物に関連性があるというか、あっちのストーリーででて来た人物がこっちのストーリーにでて来たりと、登場人物の関連性が本当におもしろい。ストーリー自体も、劇団ひとりのネタに確実に近い物がある。さすがひとり。彼のストーリー生のあるネタは非常に笑えるが、この本でも笑わせてもらった。しかも、笑いだけじゃない。胸がキュッ(キュンではない)となるような場面もある。読んでて飽きなかった。

その後手を付けたのが、以前から気になっていた「県庁の星」。映画化が決定する前から気にはなっていたが、どうも買う気になれなかった。最初は、県庁の新人が県庁を改革してくのかとでも思ったが、違った。県庁のエリートがスーパーで研修するという物だった。前半はなんだかスーパーの実情みたいなのを見せられている感じがした。が、後半は、エリート「県庁さん」がスーパー改革を行っていく、この部分に入ってから読み進みスピードが格段にあがった。この本の特徴は、終始2人の主人公の心の独り言が、チャプターごとに交互に繰り広げられるという形にある。双方ああだこうだ心の中で文句を言い合う、その表現が身近で読んでておもしろい。後半クライマックスに向けてどんどんはまって、読み応えを感じる様になって来た。一様に読み終わって、ある種の燃え尽き心情にとらわれた。

一応まとめられるだけ書評を書いてみたが、いかがですかな?次は博士が愛した数式とか、竿竹屋はなぜつぶれないのかとかよんでみたいな。


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