リーダーシップと、本気であるということ:2019年の学びの振り返りとして

教員になって1年目となった2019年がもうすぐ終わろうとしている。多くの人が振り返りをしているのだが、私は今日、今年を締めくくる記事として、赴任して2ヶ月となった5月にあった、体育会でのエピソードを紹介したい。これまでも、子どもたちと関わる活動を通じて自分自身学びや気づきを得てきたが、生徒たちと日々生活をすると、多くの学びを得ていると思う。そのなかでも、忘れられない・忘れたくないと思える、「リーダーシップ」にまつわる話なので、書き出しておこうと思う。 続きを読む

#人事ごった煮 宮古島交流会レポート: 「ソトのこと・ナカのこと」

11月30日と12月1日、1泊2日の弾丸で宮古島に行ってきた。以前にもブログに書いたことがある人事コミュニティの「人事ごった煮」の超交流会と称して、ごった煮の常連でもあった元人事・現グランピング施設COOの方、そしてまちづくりのデザインを行う企業の宮古島での事業責任者の方のご厚意で、宮古島に人事界隈の人々が集まる、という会に参加してきた。すこし真面目なインプットをして、あとは食卓を囲んだり、風呂を共にしたり、お酒を介したりしながら交流しましょう、という会だった。

本当は行くか迷った。飛行機代もかかるし、行っても滞在時間は短いし、部活動もお暇をもらわねばならないし。それでも、教員になったから余計になのか、いろんなコミュニティに触れつづけながら、それを広げていくことに価値があると思って、思い切って参加した。そしたら、思った以上にインプットが多かった。

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[ORF2019 Pitch原稿] SFC、サラリーマン、そして教員へ:半年間で見えていること

去る2019年11月23日、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)が毎年開催する研究発表イベント “Open Research Forum” (ORF) にて、12分間でプレゼンを行うPitch企画に参加してきました。「SFCスピリッツの邂逅」と題された枠において、今回のORF2019のテーマであるBeyond SDGsをちょっと踏まえながら、教員になってのこれまでで思っていることについてお話する機会をいださきました。

1ヶ月前にはプレゼン資料提出ということで、当然ながらそんなに前から話す内容がまとまるわけもなく、とりあえず資料を作ったあと、久々にプレゼン原稿を作成し、何人かに見てもらいました。具体性が見えにく、そもそも言いたいことが定まっていない、などのフィードバックをもらいましたが、どれも図星に思えたまま、本番を迎えました。用意したスライドを10分程度で喋り終えてしまい、「やばい、2分あまった」となって、慌ててアドリブ。ただそのアドリブが、聴衆にいちばん受け入れられたそうです。

当日の様子は後日動画化されますが、先立ってここで原稿と一部スライドをご紹介します。(※追記:2020年3月18日に動画が公開されたので、記事の最後に張り付けています)

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