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SFC生の第一歩

 3/31日は横浜みなとみらい地区に出向きました。ウェルカムパーティーと、その前の食事会のためです。行くだけで2時間かかるってのが、関東の僻地であることを余計に感じさせるのですが、そこは許容範囲として。新たな出会いが待っているとあって、電車の中では終始緊張でした。


 最初は食事会です。SFC07年入学者の有志で、ウェルカムパーティー前に食事会をやって親睦を深めようって企画で、これはチャンスと参加したのです。人数は何と30人を超える、食事会としては大所帯。もうすでにパーティーです。企画者はじめスタッフの皆さんのご尽力あって、かなり素晴らしいところでおいしいコース料理をいただきました。メインが肉!!やったね!!
 ほとんど全員初対面で、一時はどうなるかと思ったけど、とにかく積極的に話してみようと色々話しかけてみました。男女比は若干女の子の方が多かったのですが、外語と吹奏楽で女子の多い世界は経験済みですから、ちょっと緊張はするけど気兼ねなく話してみました。そしたら皆さんフレンドリー!!良かったなと思いました。うちのテーブルは男女交互に座ることにしたので比較的男女仲良く喋れる雰囲気が作れました。ただ結構話が盛り上がって、体温は上昇しっぱなしでした。いや、俺が突っ走りすぎたわけで、「うざいと思われないかな」と、後からヒヤヒヤでした。
 その後はウェルカムパーティーでした。応援指導部の演技は、非情に洗練された演技で感動的でした。すでに不高応援部の演技を何度も見て演技のファンになっているので、だいたいの勝手は分っていましたが、周囲の空気はそうではありませんでした。だけど、こうした伝統を感じさせる部分は好きですねぇ。
 ゲームなどで交流を深めようというイベントでしたが、一人で行かなくて正解でした。事前に食事会で仲間をつくっていたことによる安心感やテンションのたかぶりから、色んな人に話しかけれたかなと思います。食事会のときに違うテーブルだった人や初めて見かけた人などとも交流できてよかったです。前々から知り合いだった友人とも顔を合わせることができたのでさらに安心でした。
 何人かとアドレス交換などをしてつながりも増えました。驚いたのは、多くが地方出身で大学近辺に一人暮らしするようです。これは僻地から長時間かけて通う無謀な僕にとってかなりの救いです。地方出身者からは特に、通学時間に関して心配されました。「無理だろ」とも言われましたがそこはバカ正直に意地通したいと思います。これが僕なりの「覚悟」ですから。

 食事会とウェルパに参加して思ったのは、さすが慶應、やってくる人材は優秀な人ばかりです。それは学力という面だけではありません。能力(スキル)も、知力・思考力も、知識(学術・専門・雑学)も、人間力(器の大きさ)も、おまけに経済力もファッションセンスも、いずれをとっても高いレベルの人たちばかりです。そしてそれは今後、さらに深い付き合いをしていくことでより分ってくることだと思います。そんな環境の中に、僕はいていいのだろうか、ついていけるのだろうかという不安が、帰りの電車の中で襲ってきました。期待と不安が大いに交錯して吐き気が出ました。それは自分だけではないかもしれませんが、主観的にその感情は大きいものです。
 SFCでは「学ぶ(=まねぶ)」つまり模倣のままでいるべきでないと思います。「勉強(=勉めて強くなる)」する場所だと思います。「相手とのつながり」を大切にする中で、ただ相手から吸収するだけではいけない。SFCの環境には多くの優秀な人材が揃うわけですが、吸収するだけではなく自分のものとして掴む、そして相互に影響し合ってこそだと思います。謙虚に(それは卑屈になることではなく)、自分を高め相手も高まるつながりがもてるようになりたい、そういう思いにまで発展した、食事会とウェルパでした。(まとめかたが下手ね)

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