古河の人に、イベント開催のお知らせ

この夏は、今年の春学期のように、するっとすぎていきます。
今年の春学期は、まったく実感もなく3ヶ月が過ぎ、
そして今年の夏休みも、いつの間にか1ヶ月すぎていました。

いろいろありました、
八ヶ岳、オープンキャンパス、御宿、バイト先の懇親会、高校のOBバンド、ニッケ同窓会、お化け屋敷、夏期講習、介護体験実習。
いろいろあったことは、また夏の総決算として、長い長いエッセーでも書きます。

ところで。古河の人にお知らせ。協力してほしいことがあります。
SFCで僕を知っている人は、「あいつまたエグったな」と思いながら、僕を応援してください。

10月12日(月)
古河・ネーブルパーク野外ステージにて、

『Music Park ’09 〜ボクらは古河(ココ)でうたう〜』

を開催します。

一言で言えば、野外ライブです。古河を中心に活動するバンドを集めたフェスです。
古河のライブハウス・古河Spiderの出演者や地元高校生バンドなど、さまざまなバンド・アーティストが登場予定です。
こんなことは、多分古河ではまだやったことないはず。

で、早い話が、当日ボランティアやコアで関わってくれるスタッフが欲しいのです。
もし興味がある方がいたら、声をかけてください。
スタッフとして関われないとしても、お客さんとしてきてくれるといいな、と思います。

興味のある方は、ブログではコメントを、mixiではメッセージをください。

まじめな話を長くします。

巷は総選挙で、各政党は「子どもに未来を、高齢者には安心を」などと言っておりますが、子どもでもなく、高齢者でもなく、世に言う大人でもない、学生やら社会人成り立てのフレッシャーズなど、宙ぶらりんな若者達のエネルギーはどこに行けば良いんでしょうか。
いまの政治は、宙ぶらりんな若者に目を向けていないように思う。
だから、いまの若者はその余ったエネルギーをいろんな方向で発散させ、そのせいで大人達から「今時の若者は…」と言われ、かつ政治が目を向けてくれないから「どうせ何も変わりやしない」と思う。

イルミネーション湘南台をやっていて、あれだけ地域住民と若者がコラボレーションしていろんなことができる、ということに、僕は純粋に感動を覚えました。
僕ら若者には、地域を元気にする力がある。人を元気にする力がある。イルミはそういうことを僕に改めて気付かせてくれた。でもそれは「改めて」です。

若者に、地域を元気にする力がある、人を元気にする力がある、そう感じたのは、地元・古河駅で、ギターを抱えて歌う、同い年の男4人組・古河ボーイズでした。
別に同じ学校ではなかったけれど、ひょんな事から彼らのファンとなり、高校の帰り、毎週金曜日は彼らの路上ライブを聞き続けていました。高校時代はいろいろと大変なことがあったし、いろいろと悶々としていた時期なので、彼らの音楽は僕を癒してくれました。

この癒しには、廃れかけた地域コミュニティをもう一度活性化させるだけの力があるんじゃないか。地域の祭りやイベントでも、日頃の路上ライブでも、彼らの音楽は地域を元気にしてくれる力があるんじゃないか。
僕は、それを試してみたかったんです。

古河ボーイズは、古河ボーイズで、自分たち主催でライブがしたい、しかもライブハウスだけではなくてもっと違う場所でライブをやって、いろんな人に音楽を聴いてもらいたい、という願望を持っていました。僕も、彼らの考えに賛同して、高校3年生の12月に地域の集会所でライブを開きました。
本当に楽しかった。出演者も一丸となってイベントを企画し、カレーとかジュースとかを売って大赤字になって…
それもまたいい思い出だった訳です。結局は内輪の感じを脱することはできなかったけど、僕の中での路上音楽・バンド音楽の可能性は更に広がりました。

そして、今度は野外ライブをやろう、ということになりました。
目的は、純粋に古河で野外ライブがしたい、そしてボクら古河の音楽を、いろんな人に聞いてほしいということです。

この野外ライブをするためのハードルは大きく、地元・古河市の役所までも動かさないと、やりたいことを確実に仕上げることはできません。それだけ大きなイベントだからこそ、古河の音楽文化を、若い人達の音楽文化を、地元の人達に広めるだけのインパクトを持っていると思うのです。そして、僕たち若い奴らにも、地元を盛り上げるだけの力があるということに気付けるよい機会になると思うのです。

これを成功させるのは大変です。入場は無料ですから、財源がありません。場所が遠いですからなかなか人を集めることができません。たくさんのアーティストが出ますから当然スタッフもたくさん必要です。
多くの人の協力がなければ、決して成功できないイベントです。だけど、成功させられるだけの力があるイベントだと思うのです。
大学生時代に、一度こうして地元でイベントがやってみたかった。学部にいる間に、ボクにこんなイベントの運営に携われるチャンスはそうそうなく、そのチャンスは逃したくないと思いました。

また自分の首を締め付けることになりますが、なんとかします。だけど、僕だけじゃ、そして古河ボーイズとその仲間達だけではどうにもできません。
古河にすんでいる皆さん、これを見たら、協力をしてください。協力したいと声をかけてくれれば、その方法をお知らせできます。
それ以外の皆さん、僕に知恵を貸してください。迷ったときに相談させてください。

とりあえず、思うことは、音楽には力があるということ、そして古河が好きであるということ。
そう思い返せる、秋にしたいですね。

Comments

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古河の人に、イベント開催のお知らせ」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰のDavyです。先日はコメントありがとうございます!

    小泉元首相が昔こう演説していました。
    「国民が政治に関心を向ければ、政治は必ず国民に関心を向けます。」
    国が何にもしてくれない。企業も何もしてくれない。
    こんなことを言っていても始まりません。

    大事なのは俺たちがどうしていくかということだと思います。
    enshinoさんのこのような取り組みは素晴らしいです。俺とは全く違う分野ですが、こうやってアクティブに地域を盛り上げようとする取り組みは決して誰にでもできることではありません。改めてenshinoさんの偉大さを感じました。

    俺は俺で自分のブログを通じて、若年層の政治への関心を高めたいと思います。というか、そのための材料を提供したいです。お互い頑張りましょう!秋にお会いできる日を楽しみにしています!!

    P.S.
    投票には行って下さいね(笑)

  2. >Davy氏

    どうも、お疲れさまです。

    Think what you can do for the United States.
    たしかケネディの発言だったかな?
    結局、私たち自身が、何かしていかなければならんと思うのです。

    だから、俊ちゃんがローメンを前面に押し出した活動をしていた時のように、僕は音楽を広めていくことをやろうと思ったのです。

    がんばります、この話は11月にじっくりしますよ。

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