東京サミット

 3/30、mskj-111(松下政経塾立志論文コンテスト第1回)のメンバーのうち、静岡と長野から、おなじみfqtくん、俊ちゃん、KOHEIくん、そしてfqtくんの友人NTくんが上京してきたのでサミットと称して食事会をしました。彼らといろいろ語り合うことで見えてきたこともありました。そんな語り合える仲間をもつことが出来て、本当に幸せだなと思いました。ただ、予想外の大量の夕食と帰りの満員電車には正直ヤラれました。


 静岡組は早めに上京したので、東京を案内しました。といっても東京に詳しいわけでもないので一緒にぶらぶらしていた感じです。表参道ヒルズの構造に感動し、原宿近辺の人の多さに驚き。NHK脇を通って渋谷に行くという時点で相当な運動になった気がします。
 渋谷クロスタワーの尾崎豊記念碑を見に行きましたが、本当に感動しました。記念碑の回りに書かれた多くのメッセージ。落書きなんて言えない、本当に心のこもったメッセージがタイル所狭しと書かれています。それだけ尾崎豊が多くの若者に影響を与えたのでしょう。青山学院高校への通学路であったので、渋谷の地に記念碑が建てられたそうです。彼は高校を中退しています。そういうエピソードを考えても、彼は本当にまっすぐでまじめな人間だったんだなと思います。「15の夜」など、反抗する姿を描いた曲が多く見られるけれど、それはまじめでまっすぐだから出来ることかなって思いました。だから多くの若者に指示されるのではないかと。まとまらないけど、どこか熱いものを感じました。

 新宿高層ビル街の展望レストランで食事をすることにしていたので、長野組ととあるビルで待ち合わせていたのですが、いっこうに来ない。そしたら驚きです。彼ら、なんと2、3日前から自転車旅行をしていたのです。長野の伊那地方から甲府に出て、富士山・河口湖方面を回り、御殿場から横浜、そしてサミット当日は電車移動で上京したようです。会って、その顔の日焼け度から彼らの苦労が伺えました。国道でトラックにあおられたり、夜を明かそうと思っていた健康ランドが改築中だったりと、かなりの苦労話を聞きました。「もうやりたくない」と言いながら、そういったことに挑戦しようとする、長野組・イベ☆プラメンバーの行動力には、いつも脱帽です。

 年度末の金曜夜とあって、検討していたイタリアンの店は席が空かないとのこと。泣く泣くコース予約してしまい財布のなかは真冬模様でした。マックで暇をつぶしたのですが、早速いろいろな話に花が咲き始めました。都知事選のある候補のポスターの話題から首都機能移転に関してなど。さすが、みんな考えがしっかりしています。
 店に入って、注文をしました。そしたら料理がわんさか出てくる。昨年末にも利用した店で、そのときもコースだったのですが、メインのパスタで挫折しました。今回も、前菜にスープ系、ピザにパスタにデザート、ドリンク飲み放題でして、文字にすると「そーでもないじゃん」ですが、量としては驚くほど多く、食の細まった自分にはきつかったかなと。
 店での話も、軽い話題にディープな話題、いろいろありました。結構、僕がとばしていた部分が多かったのですが、こうして語り合える仲間をもてたことが何よりも嬉しいのです。将来の進路や、生き方、考え方などなど、本当にいろいろな話をしました。そしてお互いに刺激し合い、影響し合えたと思います。気付かないうちに自分の終電の時間が迫ってきてしまい、これはヤバいと店を後にしました。もっと語り合いたかったのですが、時間は限られています。また来年、俊ちゃんの合格祝いのときにでもといって別れました。

 サミットで感じたのは、彼らを仲間と呼べることがどれだけ幸せであるかということ。彼らは今後どんどん成長していって、必ずビッグになるという志を実現させる人たちです。語り合って、人間としての大きさに本当に惚れました。学力もさることながら、経験も、行動力も、考え方も、人としての器も、本当に大きな人たちだなと思いました。そこからいろいろなことを得るだけでも凄い。だけど、一方通行ではなく相互の影響があったことが何よりよかったと思います。「配慮はするけど遠慮はしない」という言葉を教えてもらいました。そうか、僕は遠慮して萎縮していたのかもしれないと諭された言葉でした。その他にもいろいろなことに気付かせてくれた彼らに、何よりも感謝したいと思います。

 もうすぐ始まる大学生活で、僕は「相手とのつながり」を大きなテーマに過ごそうかと思います。人とのつながりや自然とのつながりなど、そうしたつながりのなかで相互に良い方向に影響していけることの幸せを感じられたら。彼らとのサミットでそう感じました。

Comments

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東京サミット」への2件のフィードバック

  1. 先日は本当にありがとうございました!

    enshinoさんの華麗なトークのおかげで、楽しむことができました。笑いもあり、スリルもあり、あんなにエキサイティングな旅行は初めてです。また、絶対に来年もやりましょう!

    チョット尾崎ネタで知らせておきたい事があるので、トラバを送らせて頂きました。ぜひ、特に最後のパラグラフを読んで下さい。

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