オンライン学習のよもやま:⑨「校務改善ツール:フォルダ階層メーカー」

新型コロナウイルス感染症対策の観点から一気に広がったオンライン学習。教育におけるICT化はものすごく速い勢いで進んでいる、と言えればいいのだが、正直なことを言えば、「文房具としてのICT」以前の問題として「教具としてのICT」や「業務ツールとしてのICT」も、その浸透が不十分とは言えない教育現場。比較的PCの操作が得意である私は、よく「先生、このエクセルなんですけど」という声を同僚にかけられることが多い。

そんななか、業務上「不便だなぁ」と感じるもののなかで、繰り返し処理や自動処理ができるものを見かけると、私はどうしても、前職時代に培った、ExcelベースのVBAツールの開発をしたくなる衝動にかられる。そして今日、年に1回しか発生しない業務ながら、やろうとするとすごく時間がかかる作業を行うための、汎用ツールを開発したので、使い方・開発の意図・裏の処理・ソースコードも含めて記事化しておこうと思う。

フォルダ階層メーカー_v1.xlsm
※リンク先の画面で「ダウンロード」マークを押して、DLして使って下さい。

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オンライン学習のよもやま:⑧「GASとFormsで出来ないこと」

コロナ禍における学習保証の話と、GIGAスクール構想の話とが相まって、オンライン学習がいろいろ騒がれていたが、そのそもそものきっかけであった「3月休校」から気づけば1年が経ってしまった。文科省の動画配信「学校の情報環境整備に関する説明会」で、担当課長が強い語気でこのスライドを出した件からも10ヶ月。もうすぐ、GIGAスクール構想の予算措置の期限である年度末を迎える。

Youtube動画からキャプチャしました

前回の記事から半年以上経過し、勤務する自治体はChromebook + Google Workspace for Educationの採用が決まり、デバイスの配備とアカウントの発行も終わった。本格利用は新年度からだが、担当する学年の生徒には先んじて3月中にアカウントを利用させたいと思っているし、なんなら担当している生徒会執行部役員の文書作成作業はすでにGoogle WorkspaceとGoogle Classroomに移行した。もっとも、一人1アカウント環境がない中でも、私は授業でそれなりに活用してきた。

授業での用途としては、Slidesを利用した協働学習が挙げられるが、それ以上に利用頻度が高いのがGoogle Formsで、選択式の単元チェックテストのみならず、記述式の英単語テストも行っている。新年度からは授業の帯活動の単語テストをForms運用に切り替えようと思っている。その準備のために単語テストを40種類作成するのだが、それが面倒だなと思っていた折に、ICT支援員さんが「GASを書くと簡単になるらしい」と私にささやき、そこから1ヶ月ほど、GASを書くことにハマっている。

今回は、Google Apps Scriptを使ってGoogle Formsを動かしてみた試行錯誤のなかで判明した、GAS+Formsの組み合わせで「出来ないこと」を記録しておこうと思う。とても長くなったので、結論から急ぎたい方は、目次を開いて当該箇所をご覧いただきたい。 続きを読む

コロナ禍の「農業ビジネス体験学習」のつくりかた【②活発な地域人材との連携術】

2019年、公立中学校の講師として入職した1年目にチャレンジしたのは、Pepperを使ったロボットプログラミングを通じた課題解決学習だった。年度が明け学年が持ち上がり、職場体験学習を通じたキャリア教育を行う予定だった2020年、新型コロナウイルスの影響で中止となった職場体験の代替案として持ち上がったのが「農業体験」だった。

このシリーズ「コロナ禍の「農業ビジネス体験学習」のつくりかた」では、農作物の栽培体験と、顧客を起点にしたマーケティングプランづくりの、ハイブリッドによる体験学習を設計・実施した顛末を、5つのテーマに切り取ってお届けする。第2回の今回は、「活発な地域人材との連携術」をテーマに、今回の学習において多大な貢献をいただいた地域人材「里山の会」(仮称)のみなさんとの連携において、どのようなことが起きたかを記述し、そこから地域人材とのコミュニケーションのあり方について考えたいと思う。

┼─シリーズ記事・タイトル─┼
①総合学習のアジャイル開発
②活発な地域人材との連携術
│③ビジネスを学校に持ち込む│
│④発想をシンカする関わり方│
│⑤地域とキャリアのはざまで│
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コロナ禍の「農業ビジネス体験学習」のつくりかた【①総合学習のアジャイル開発】

2019年、公立中学校の講師として入職した1年目にチャレンジしたのは、Pepperを使ったロボットプログラミングを通じた課題解決学習だった。年度が明け学年が持ち上がり、職場体験学習を通じたキャリア教育を行う予定だった2020年、新型コロナウイルスの影響で中止となった職場体験の代替案として持ち上がったのが「農業体験」だった。

このシリーズ「コロナ禍の「農業ビジネス体験学習」のつくりかた」では、農作物の栽培体験と、顧客を起点にしたマーケティングプランづくりの、ハイブリッドによる体験学習を設計・実施した顛末を、5つのテーマに切り取ってお届けする。第1回の今回は、「総合学習のアジャイル開発」をテーマに、本来のカリキュラムデザインの王道ともいえる手順をまったく踏まないままに進んできた学習の全体像を、時系列で説明しながら、同時に「学習活動をアジャイルに開発する」ということについて触れていく。

┼─シリーズ記事・タイトル─┼
①総合学習のアジャイル開発
②活発な地域人材との連携術
│③ビジネスを学校に持ち込む│
│④発想をシンカする関わり方│
│⑤地域とキャリアのはざまで│
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福岡でも二郎が食べたい(お題:筑豊のラーメン)

お題をもらって文筆する習慣。べつにそれに限らずブログを週1くらいでかけていればいいと思っており、今週は「オンライン学習のよもやま」シリーズで書こうと思ったけれど、そこまでテンションが上がらなかったので、わりとすぐに書けるであろう「筑豊のラーメン」というお題をもう消化してしまおう。そうすると、すこし書くのが大変なネタばかりが残っていってしまうのだが、まぁ仕方ない。 続きを読む

たまごかけご飯の3つの食べ方(お題:ごはんのおかずベスト3)

お題を募集して「ライトに書く」ということをし始めて、週1くらいで書いていくことを試みています。今回は「ごはんのおかずベスト3」というお題をいただきましたが、少しだけ毛色を変えてみました。3000字で終えるはずが、テンションが昂りすぎて、だいぶオーバーしました。 続きを読む

「なにもしない」を赦せるようになってきた(お題:連休最後の日)

連休最終日である。22時を過ぎ、あと少ししたら床につかないとというところだが、少しだけ物書きをしたいという、軽い衝動に駆られて、TwitterとFacebookでテーマを募集してみたら、Facebook側では、思いのほかたくさん返信をいただいた。

今回はそのなかで、TwitterのDMでいただいた、「連休最後の日」というテーマを書き出そうと思う。他にもたくさんのテーマをいただいたが、それは今後、気が向けば週1本ペースくらいで、書けるところから記事にしていければと思っている。 続きを読む

相手があっての自分、ということについて – 2018年の「箱根山学校」の記録を書き起こす

この連休で、「箱根山学校」というワークショップに参加している。

岩手県陸前高田市にある「箱根山テラス」という施設で行われる、風を感じながら、「定点観測」をするような会が、今回オンラインで行われている。いろんな人の話を聞くことができる機会で、2017年と2018年に現地で参加した。

今回、2017年と2018年に、自分の記録としてメモをとりつづけたスケッチブックに、その続きとしてメモをとっていこうと取り出し、その中で、2018年の初日に綴った文を見つけたので、眠くなるまでの間、打ち込んでみようと思う。 続きを読む

オンライン学習のよもやま:⑦「タブレット調達に向けた情報整理」を作った

コロナ禍における学習保証の話と、GIGAスクール構想の話とが相まって、オンライン学習がいろいろ騒がれていたが、気づいたら学校が再開となり、下手をするとオンライン化うんぬんは下火になりかねない。しかしだからといってGIGAスクール構想は止まらないわけで、そうなったらマジで困る。だから、シリーズ記事の書き出しを揃えること以上に、絶対に忘れてはならないので「例の動画」の印象深いスライドを貼っておく。

Youtube動画からキャプチャしました

文科省の動画配信「学校の情報環境整備に関する説明会」で、担当課長が強い語気でこのスライドを出した件、ありうる「第二波」を考えればやっぱり止めてはならない。「うまいこと、しれっとやる」の精神で、いろんな情報を収集したし、いろんなことを考えたし、いろんなことを実践している最中である。自分の記録として、バラバラと、残しておこう。

今回は、「例の動画」にて考えたことを記事にした②の記事をスライド化して資料を作った話。ちなみに最初に書き始めたのが5月31日で1ヶ月半もほったらかしてしまった。 続きを読む