1ヶ月も試行錯誤して、ようやくプリントに採用するフォントを見つけた

中学1年生の英語を担当して1ヶ月がすぎたが、じっくりと時間をかけて、アルファベット指導からヘボン式ローマ字、そして単語指導へと、自転車操業的にプリントを作りながらえっちらおっちらやっている。

そこで無駄にこだわりをもってしまったのが、プリントに採用するフォントである。些細なようでとても重要な問題だ。

結論から言おう。僕は月300円払ってでも、UDデジタル教科書体手書き用欧文を使うことに決めた。ありがとう、MORISAWA BIZ+。ついでに欲を言えば、全教員のPCに一括でライセンシングしてほしい。

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退職者プレゼンテーション

2019年1月18日、5年11ヶ月(在職ベース)の間勤務したマクロミルの最終出社日を迎えました。在職中にお世話になった皆様には、感謝しても感謝しきれません。常に成長を思考する企業集団の性として、どこまでも行っても「やりきった」はないのかもしれませんが、それでもこの、小学生が卒業するほどの期間を、そして自らが価値を発揮することでその対価を得ていくという意味での「社会人」の一歩目を、マクロミルで過ごせたことに対して、本当に感謝しています。

ところで、弊社では退職者が自部署の座席付近で退職挨拶をする風習があるのですが、私の場合ありがたいことに(しかしやりたいとは自分からは一言も言っていない)、最大で200名は収容できる「ホール」という大きな部屋を使い、「退職者プレゼンテーション」という機会をいただきました。かねてから「退職ポスト」的なものを書いてみたいと思っていましたが、とてつもなく長くなる予感しかしないので、退職と次の進路について、プレゼンの講演録をもってみなさんにご報告申し上げます。 続きを読む


講演録:「採用活動」から、就活を考える

先日、『職業講話「サラリーマンとしてはたらく」』を書き終えてFacebookにシェアした。幸い、「いいね」を多くいただいたけれども、実のところ、あれを読んだ人がどんな感想を持ったのかが知りたかったわけで、もうちょっとコメント欄で対話をしたかったというのが正直な所である。あの文章はある意味、ここまでの社会人生活の、一つの区切りとしての棚卸しになったわけで、私なりの考え方として世に問うてみたかったものだった。

んで、実はあの職業講話の3日後、今度は仕事として、とある大学のサブゼミで、本業の一環として大学3年生向けのワークショップをさせてもらう機会をいただいていた。マーケティング関係のゼミで、弊社が協賛するゼミ対抗のマーケティング大会の運営をしているゼミの3年生向けに、就職活動をテーマにした勉強会をする、ということになっていたのだ。

で、案の定いろいろ間に合ってなくて、例の職業講話を終えてから間髪入れずに資料を作り始め、結果的にスライドの完成は講演の20分前だった。しかもそのときは、金曜日に石巻で職業講話をしたあと仙台泊、土曜日は大阪に移動して、日曜日は大阪で仕事、後泊して月曜日の昼頃に移動して昼過ぎに講演、という、かなりハードスケジュールのなかでコンテンツを作った。

その割には、というか思った以上に、私自身の「人事としての固定観念」を整理したものになったので、今回もまた書き留めておこうと思う。 続きを読む


職業講話「サラリーマンとしてはたらく」

2018年11月、311以降から関わってきた石巻の子ども支援の団体・一般社団法人プロジェクト結のご縁で、宮城県石巻市の内陸の方の中学校で職業講話に登壇させてもらった。私以外に4人の「社会人」がいて、木工職人・大学教授・管理栄養士・靴職人、というバリエーションがあるなかで、私は「東京の、無形商材である、マーケティングリサーチの会社の、人事をしている、サラリーマン」という、おおよそ中学1年生からしたら縁遠いどころかイメージすらつかないポジションの人間としてその場に赴いた。まさしく無理ゲーである。

みなさんがふだん、スーパーやコンビニで見かけるような飲み物・お菓子・食料品から、着ている服、スマートフォン、自動車や鉄道、ゲームやテレビや動画サイト、マンガや本や雑誌まで、ありとあらゆる「商品」や「サービス」のウラガワには、それらが売れるためのしかけが隠れています。私の会社は、そんなモノが売れるしかけである「マーケティング」をするために必要な情報を、アンケートを使って調べています。「世の中の人々は、どんな商品やサービスを求めているんだろう」「この商品をもっと買ってもらうためには何をすればいいんだろう」そんな、企業のお悩みを、調べることで解き明かしていく仕事です。私・遠藤は、そんな会社のなかで、一緒に仕事をする「会社の仲間さがし」をする【人事】という役割をしています。ちょっとイメージしにくい、「企業を支える仕事」「インターネットを使った仕事」「サラリーマンとしての働き方」を、お話します。

というプロフィール文だけ先に事務局に送り、結局資料作成は前日から当日にかけて突貫工事で作成した。だがその割には、というか、思った以上に、自分自身が「はたらく」ということをどのように捉えていたのかを捉え直す良い機会になったのは確かなので、ここに可能な限り話の筋を思い返して書き起こしておきたいと思う。

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リクエストに合わせて500字の文筆をしてみる

やるべきことが多いのに、やる気が出なくて、ヒマに思えていたので、ブログでも書こうかと思ったけど、書くネタがなかったので募集してみたのだが、いろんな人がいろんなリクエストをくれたので、書けるものは一つずつ500字程度で書いてみることにした。

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旅先での一期一会の会話から:情報や選択肢の多少とか、感性や想像力とか、意外性や安心感とか、そんなあたりの話

筆をとっておかないと忘れてしまいそうになることがある。これは、ある人から聞いた話のメモ書きのようなもの。その人はFacebookをやっておらず、お名前も聞きそびれたので、本当に一期一会で、しかも旅先での出会い。珍しく僕は自分から酒を買って呑んでいたので、話していても、思うように言葉が出なかった。それもあってか、徐々に薄れゆく記憶のなか、できるだけその話を再現したいと思った。たぶん、無理だろうけど。

その話は、なんというか、最終的には、自分の志を最終的に見つめ直す、なんというか、議論みたいな会話だった。 続きを読む


『ワークショップとは「あつまったみんなが、うまいことやって、なんかうみだす」ための考え方』 – 青学WSDのレポートから②

青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラムの28期が終わって1ヶ月経った。3ヶ月間、ほぼ週末をこのWSDプログラムに費やし、動画教材を見てレポートを書くわ、様々なワークショップを参加者として体験するわ、考えや価値観を互いに発表し合うわ、ワークショップを実際に企画して実践するわ、それに対してリフレクションするわ、もうめまぐるしかった。そんな日々の終わりから1ヶ月、その後、後に続く期の皆さんの交流会の準備にも関わり、まぁめまぐるしかった。ちょっとずつ、WSDとしてのご相談も頂くことが増えてきた。

で、20本近くレポート(とはいえだいたいが400−800字。多くても2000字で、文章が長い私にとっては造作もない)を書いたのだが、その中で2本、まぁそれなりにエモい文章を書いたなと自画自賛する作品があって、すでにその片方はご紹介したが、今回はもう片方をご紹介する。

今回は最終課題をご紹介したい。「ワークショップを知らない人に説明して下さい」とお題で、自分自身で説明相手を設定する。いろいろ悩んだ挙げ句、小学校を卒業する直前の子どもたちを対象に書き出してしまい、案の定、なんかお手紙みたいになった。

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「勉強、意味分かんない」って君へ。 – 青学WSDのレポートから①

青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラムの28期が終わった。3ヶ月間、ほぼ週末をこのWSDプログラムに費やし、動画教材を見てレポートを書くわ、様々なワークショップを参加者として体験するわ、考えや価値観を互いに発表し合うわ、ワークショップを実際に企画して実践するわ、それに対してリフレクションするわ、もうめまぐるしかった。そんな日々も今日終わった。

で、20本近くレポート(とはいえだいたいが400−800字。多くても2000字で、文章が長い私にとっては造作もない)を書いたのだが、その中で2本、まぁそれなりにエモい文章を書いたなと自画自賛する作品があったので、その片方をご紹介する。

今回のお題は「3つの学習観を使って「学習を幅広く捉える」ことをテーマに、中高生に向けたメッセージとしてまとめてください。」というもの。ここでの「3つの学習観」とは、行動主義・認知主義・社会構成主義の3つであり、教育学畑だと一度は耳にした概念だと思うが、これを「中高生に向けたメッセージ」としてまとめる無理ゲー感に対して果敢に挑戦した結果、なんか、お手紙みたいになった。

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「勇気と気づき」のために、「その人」に向き合う

6月1日を超えた。経団連が出す「採用選考に関する指針」に照らせば、各企業は6月1日以前の採用選考を厳に慎むということに配慮しながら自己責任のもとに採用活動を行ってきた。んで、多くの企業が6月1日以降に面接を始め、そうした企業の一部が「みんなが行きたがる企業」なので、就活もそこで一気に動きが出た。採用担当の私も、当然ざわついた。

こういう時期になると、私はどうしても、センチメンタルになって、文筆をしたくなって、んで書いちゃう。勝手に熱く・長く、書いちゃう。そんなことするヒマがあれば働け、って自分でも思うけれど、書いちゃう。それはどうしてもこの時期になると、自分の働くスタンスを考えてしまうからだ。ただ幸いなことに、下記に書こうとしている文章のキーワードである「勇気と気づき」というのは、30歳を目の前にして、「ようやく出会えた!」と思える、自分の生きるスタンスを示す言葉だったりするのだ。

というわけで、先日、会社の人事部内で自分がプレゼンした話を基に、あくまでも個人の見解ではあるが、私と会社との関係性やら、自分のスタンスやらを書いていく。 続きを読む