内定承諾者メルマガ@2019年新卒向け よみものバックナンバー

内定承諾者にむけて、気まぐれにメールマガジンを書いているのですが、ギリギリ公開可能だろうと思っている読み物部分のバックナンバーをストックしていきます。


★第8号:2018年10月4日

●[記事紹介] 「なぜこの会社なのか」をあらためて問う

「あまり秀でた部分が無いと思っている私ですが
唯一強みだと思うことがあります。
それは、『なぜこの会社を選んだのか』を
常に自分自身に問いかけてきた、ということです」

17新卒で新卒MVPを受賞した方の言葉ですね。
私は、「おおおおおおおう!」と身震いがしました。
内定式スタッフとして彼女のプレゼンの準備を手伝いましたが、
本番前週の金曜日のリハでは、そんな言葉出てこなかったので・・・

でも心底「そうだよなぁ」と思いました。
自分自身を突き動かす理由というか、信じれる理由というか、
そういうものを考え続け、持ち続けられる人間が、
いきいきと・すこやかに働いているなぁ、と思うのです。

そんな折、私の知り合いの人事がこんな記事を書いていました。
※ちなみに彼が人事をしている会社は、就活時期の私が
2weekのエンジニアインターンをした会社です。

「新卒就活における〝意識高い〟の正体とはなんなのか」
https://note.mu/potatoman/n/n6eaa7c543428

この文章中に書かれていることと、例の新卒MVPさんのメッセージとが
不思議とリンクしてきます。

(以下、引用)

別に意識が高かろうが低かろうが、
他人にどう見えていようがぶっちゃけどうでもよくて、
自分の選んだキャリアをいかに成功させるのか、
描いている人生にいかに近づけようとしているのかを考え、
行動に移せていれば良いと思う。

(引用、終了)

彼に言わせれば、意識の高低は
「“人生を意識するタイミング”が早いか遅いか」
ではないか、とのことです。

分かる気がします。

つい先日までの皆さんは、「就職活動」という、
よく分かりもしない未来の自分の人生を、そして仕事を、
それはもうめまぐるしく考えまくったわけで。
でもそんなこと多くの場合、就活になって初めて、
という人が多いわけで。
少し早く、「人生を考える」ことを迎えた人は、
自ずと「意識が高い」と見られるのかもしれませんね。

奇しくも弊社は「なぜ」を問う会社です。
私は人事として、クライアントや消費者の「なぜ」を問う、
そういうことを仕事にする社員自身にこそ、
自分の「なぜ」を問う存在であって欲しいな、と思うのです。

新卒MVPさんは、ことごとくイイコトを言ってくれた気がします。
良い機会なので、「なぜこの会社なのか」をあらためて問う、
ということをしてみてくださいね。

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●[おたより] 読者アンケートの質問から

では読者からのお便りコーナー、頂いた質問から一つ。

###############################
○特に女性の方についてですが、お仕事中の服装で
注意するべきことはありますか。
ビジネスカジュアルな服装があまりまだよくわかっていないので、
ポイントがあれば知りたいです。
###############################

そういえばなんですけど、P&Gのパンテーンが
「自由な髪型で内定式に出席したら、内定取り消しになりますか?」
という広告のキャンペーンをしていましたね。
https://pantene.jp/ja-jp/brandexperience/hair-we-go

ダメージケアのラインがメインの「パンテーン」ですが、
製品情報のページには
「忙しい毎日でもダメージケアしたい方へ」
という記載がありまして、これは私の勝手な予想ですが、
パンテーンが上記のような、就活だの就職だのに対する
センセーショナルなメッセージを出すことで、
ブランドの哲学である
「美しい髪によって、女性が一歩前に踏み出す勇気を与える」
という印象を内定者に対して持ってもらい、
ブランドへの印象を高めることを通じて、
実際の就職後の忙しい日々のヘアケアとして
手にとってもらうことを目論んでいるのではないか、と思います。

弊社は、髪型やら髪色やらにたいしてとやかく言いません。

私が以前、新卒研修をしていたころの話、
それ以前は入社2ヶ月間の研修期間中の服装を
「スーツ」に指定していましたが、
スーツを強いる合理的な理由を見いだせずに
「オフィスでの就業にそぐう服装」という
なんともあいまいな表現にしたことがありました。

まだまだ日本では、「若手フレッシャーズはスーツ」という
謎の通説があることもあって、
そうしたイメージを持っている人々の目線や言動から
新卒達をある意味「守る」意図でスーツ指定にする、
というのがあったと、前任者から聞きました。
一理あるな、と思います。

先般の内定式をスーツ指定にしたのは、個人的な解釈では、
それが式典であるから、そして「区切り」としての
「背筋を伸ばす感覚」を持ってもらいたいから、
というのがあります。これは私の好みの問題ですね。
着る服が、自分の心持ちや雰囲気をつくる、ということは、
よくある話かなと思います。

私自身が研修担当者だった頃は、
たとえ社内が私服OKであったとしても、
研修担当者のこだわりとして、4・5月は毎日スーツを着る、
ということをしていました。
新卒にはスーツを強いれない、でもせめて僕はスーツで居よう、
という思いがありました。
現に今回の内定式も、自分にとっての19採用の区切りとして、
せめて自分は背筋を伸ばそうと思い、
みなさんと同じ空気を感じるためにも、スーツを着ました。
結果的には、ベストとスラックスの組合せになりましたが笑

すいません、前置きが長すぎましたね。
ビジネスカジュアルの話です。

特に女性は迷いどころだと思うのですが、
私は男なので、右隣の席にいる人事の女性の同僚に話を聴きました。

(以下、セリフ)

そうですね、あれ、そういえばウチって
ビーチサンダルはダメじゃかなったでしたっけ。

あとあれですね、目のやり場に困る服にしないことですかね。
それと、来客の予定があるときは、ジャケットを着るなどして
ちょっとフォーマルっぽくしますね。

(セリフ、終了)

うん、「まぁそりゃそうですよね」、という答えですね。
言うとおり、自分がいいかどうか、ではなく、
その服装を見た相手がどう思うかが大事だというのはよく分かります。

「でも、そういうことじゃないんだよ、
あなたがなにを気にしているかが知りたいんだよ」

とふっかけると、こんな回答が・・・

「ひざを出さない。肩を出さない。」

なるほどね。

「ひざ」と聞いて、「まぁ確かにダメージジーンズはあかんなぁ」と
思ったのですが、よくよく考えてみると、
「あぁ、丈の短いスカートは履かない、ってことか」と気づきました。
あくまでもこれは1サンプルの回答で好みの問題ですので、
参考にしてもらえればと思います。

ちなみに左隣にいる女性同僚は、

「自分の体にあったサイズの服を着る。だぼだぼしない」
「プライベートと仕事を分けたいなら、仕事をかちっと」

とのことでした。

まぁ、入社すぐくらいは、選ぶ手間がないという意味で、
しばらくスーツで様子見をしながら、
周囲の先輩達の格好を観察していくのが良いんじゃないかと思います。


★第7号:2018年9月7日

●[よみもの] 平成最後の夏の夜、熱い祭典の話

さてここからは読み流すレベルのものです。

読者アンケートで
「会社での、ブーム、あるある、面白い・特徴ある社員、などの紹介を載せて欲しい」
という声がありました。
本当に弊社は、多趣味というか達者というか、いろんな社員がいます。
夏期講習でも「副業特集」「ライフ充実特集」として、
音楽ライター、競技ポーカー選手、朝活の達人、ネットラジオパーソナリティ
を紹介しました。
つい先日の社内報「ミルコミ」でも、
電通将棋部顧問、オーケストラ主宰者、PTA会長、雪合戦チーム監督(俺)
といった人々が紹介されました。

そんななか、先日とある社員が関東地方のNHKにて紹介されました。
肩書きは「企業対抗のど自慢の応援団長」。
そう、知る人ぞ知る、新宿三井ビルのど自慢大会に命を燃やす社員がいます。

「平成最後の夏、熱くなれ!」というセリフは、
今年実施された第44回新宿三井ビル企業対抗のど自慢大会の優勝者、
ジャパンネット銀行の「大黒摩季」さんが発したもの。
まさしくそのセリフのとおり、私も決勝大会を観に行ったのですが、
とてつもない熱気に包まれていました。
詳しくは以下のURLからネットの記事を漁ってください。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/03/news064.html
http://bunshun.jp/articles/-/8762
https://spur.hpplus.jp/fashion/smallgoodthings/201809/01/GUgVKEI/

ここ数年、ネット(特にTwitter)を騒がせる「三井ビルのど自慢」ですが、
入居するテナント企業のみが出場を許される大会です。
マクロミルは品川が本社でありつつ、インタビュー調査や会場調査を行う
「コンベンショナルリサーチ部」が2013年に新宿三井ビルに移転したため
この大会に出場する権利があり、そしていつしか常連になりました。

かつては「新宿の尾崎」と呼ばれた伝説の社員がおり、
彼は決勝大会の常連となったことから「殿堂入り」を果たしました。
その後、昨年は4組がマクロミルから出場しました。
中には新卒1年目社員が「宇宙戦艦ヤマト」を歌い、
Twitterでは「マクロミルはカラオケ採用をしているのか」と騒ぐレベルに。
しかし、カラオケ採点機能の点数が低く4組すべてが予選落ちに。

満を持して臨んだ2018年大会のマクロミルの出場者は

・新宿の歌姫が熱唱する平原綾香のJupiter
・リベンジに燃える宇宙戦艦ヤマト
・新興ミルサー「チアダンス部」とコラボした荻野目陽子のダンシングヒーロー

という布陣。そしてこの3組がなんと見事全チーム決勝に進出。
Twitterでは「マクロミルって何の会社だ?」「あの会社はのど自慢の大阪桐蔭」と
大きく騒がれるレベルに。正直、こんなに弊社がバズるのは珍しい。
そしてそのせいか否かは不明ですが、決勝当日の弊社株価は前日比で+7%。

そんな大盛り上がりのなか迎えた決勝戦、溢れんばかりの人の波のなかで、
私はギリギリ、荻野目陽子のダンシングヒーローの本番に間に合いました。
「三井ビルのど自慢」名物、各社から集めたシュレッダーの紙破片が
紙吹雪として舞うなかで繰り広げられる、弊社社員によるバブリーダンス。
「マジでなにやてんだ、弊社」と思いながらゲラゲラ笑って見ていました。

残念ながら他は見れませんでしたが、動画が上がっています。

-新卒2年目による宇宙戦艦ヤマト

-新宿の歌姫による平原綾香のJupiter

結果は、
平原綾香=11位
宇宙戦艦ヤマト=8位&ベストパフォーマンス賞
荻野目陽子=3位
と、優勝は出来なかったものの、会場の話題をかっさらっていきました。

たまたま私が聞いていた隣で他社の社員さんが聞いていて、
私がしきりに弊社の応援をする姿をみて
「マクロミルさんですよね、いつもお世話になっています」と
話しかけてくださいました。なんと案件を発注いただいているお客様でした。
「宇宙戦艦ヤマトのファンです。来年も聞けると思うと楽しみです」と。

言っておきますが、これは強制されたものではなく、
出ている人が自発的にやっているもので、
そしてみんな楽しんでやっている業務外の取組みになります。
にもかかわらず、いや、だからこそ、クオリティが高く、
それのもとに、おもしろがりながら応援する社員が集まってきます。

皆さんが入社する2019年の夏は、45回記念大会だそう。
相当な盛り上がりが予測されるなか、マクロミルは今年以上に
強烈なパフォーマンスを繰り広げることでしょうね。

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●[おたより] 読者アンケートの質問から

ちょっとよみものを長く書きすぎたので、頂いた質問から一つ。

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○家はいつ頃決めたらいいですか?
早く決めすぎても家賃払わないといけないなーと思いまして…。
###############################

入社から2年半、シェアハウスで暮らした私の場合、
入社1ヶ月前の3月に物件を決めて、3/31に入居する、という
アクロバティックなことを行いましたが、
おそらく大方の場合は2月か3月が多いですね。

とはいえ市場全体がその時期に人が動く時期でもあり、
いい物件は争奪戦になること間違いなしです。
今の時点でアルバイトをして当座の蓄えをしたうえで、
年明けには既に引っ越しを済ませる、という強者も、
過去にはいましたよ、というのはお伝えしておきます。


★第6号:2018年8月21日

●[よみもの] 読者アンケートに寄せられた質問vol.1

アンケートのなかに、
「なんでも良いので聴きたいことがあったら書いてください」
って書いたら、それなりに質問をお寄せいただいたので、
手始めに3人分お答えしますね。

######################################
○えんしのさんは、就活終了から卒業まで何してましたか
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俺、そういえば何してたんだろう、って思って、インスタとFacebookをたどりました。
印象としては、研究しかしてなかった気がしていたんですが、振り返ると、

・学部で在籍した吹奏楽サークルで、院生なのに定期演奏会の司会をした
(そのサークルの後輩達とさんざん旅行に出かけてもいた)

・夏は福島の子どもたち向けのキャンプに従事して、
この間の内定者中規模懇親会みたいな東京散策のプログラムをやった
(同じプログラムを2013年2月にも実施しました)

・青春18きっぷを使って、新潟(大地の芸術祭)、仙台(学会)、
京都(学会)に足を運んでいた
(その京都で滞在した京都・宇多野のユースホステルはオススメ)

・内定者ブログで記事を書いていた
https://ameblo.jp/macromillrecruit/entry-11434733296.html
(見返してみて思うのは「純粋にうぜぇ」)

とまぁ、学部時代に引き続き勉学にサークルに旅行にいそしんでおり、
ビジネスの「ビ」の字も気配を感じないし内定者バイトもしていないし、
まぁ本当に大学生的な生活だったと思います。

まぁ記事にすればそれぞれ本当に長くなるので、
気になるエピソードがある方のみ、個別にリクエストをください。

######################################
○えんしのさんの好きなアニメを上から3つまでお伺いできると嬉しいです
######################################

これは話すと長くなるのと、どれが「上から」なのかについては
本当に順位が付けられない、というところもあるので、
「人事として働くえんしのが内定者にオススメする好きなアニメ3つ」にします。

-SHIROBAKO
・高校時代に部活動でアニメをつくっていた5人がそれぞれ20代前半になり、
アニメーター、CGクリエイター、シナリオライター、声優、
そして「制作進行」という仕事にそれぞれ就いた、という設定で、
アニメの制作現場を描いた作品です。
・主人公は「制作進行」という、いわばプロジェクトマネジャーであり、
他の4職種とは違って「手に職」がつきにくい仕事でもあります。
そのなかでも、一人前になり、次は人を巻き込んで、仕事を仕上げていく、
そんなビジネスパーソンの成長のロールモデルが垣間見えます。
・この作品をつくったP.A.Worksという制作会社の作品は、
「働く女の子シリーズ」として、他の作品も含蓄がたくさんあります。

-昭和元禄落語心中
・落語という芸能の世界において、その道を究め、その道に生きる、
というのはどういうことかを克明に描いた作品であり、
それはもはやアニメという領域を超えて、一種の文学作品である
ともいえる仕上がりになっています。
・作品の中で描かれる仕事観もさることながら、感銘を受けるのは、
出演する声優達が、本気で落語を熱演する、そのプロ性の高さです。
関智一(新ドラえもんのスネ夫)、石田彰(エヴァンゲリオンのカヲルくん)
そして山寺宏一といったベテラン陣の名演は聞き応えがあります。
・ちなみにこの作品にハマってしまった結果、
私はついに寄席に行ってみたのですが、なかなかのユルさでオススメです。

-ちはやふる
・いわずとしれた漫画作品で、私はアニメ版しか見ていませんが、
なによりストーリーが「これぞ、チームビルディングの教科書」と
言わんばかりの作品です。世の中の全新入社員に見せたい。
・競技カルタは、個人戦のようで団体戦、団体戦のようで個人戦、
という、なんとも言えない絶妙なバランスさがあるように思えます。
個人が自らの責任を果たしつつ、チームとして勝っていくことを
いかに成し遂げていくかというのは、ビジネスにおいてもとても重要です。
・ちなみに以前研修担当だったころにこの話を同僚としたところ、
一番チームづくりにおけるお手本にしたいキャラは「机くん」で一致しました。

######################################
○勉強や仕事などへのやる気をどうやって出しているか教えてほしいです。
######################################

実は私自身やる気を出すのが苦手です。
仕事も大学時代の勉強も、「夏休みの宿題を最終日に片付ける」系でして、
これはとても仕事においては危険なことです。

で、こんな記事。
https://toyokeizai.net/articles/-/208194

「ちょっとだけ、すぐにやってみる」というのは、
いずれにせよモチベーションを上げるようです。

あと私の場合、特性上「直前にならないとパフォーマンスを上げにくい」
ことが分かっているので、「締切り」を自分でつくりに行きます。
たとえば論文の場合、ゼミでの定期発表などがそれに当たるでしょう。

まぁ、いかにモチベーションを上げるかは、尽きない課題ですね。
現在の学生としてのクセは、おそらくそのまま会社員生活でも出るので、
早いうちから矯正できるといいですよね。

・・・私からは以上です。


★第5号:2018年8月13日

●[おすすめ] 感性を磨くために

メルマガ第3号の記事紹介の中でサラッとですが、

「『残りの学生時代にしておくべきことは何ですか』と聴かれたら、
『感性を磨け』以外には何も言わない」

と書いていたのですが、「はて感性を磨くとは」、と思う人もいるでしょう。

端的に言って私のオススメは、【アート】です。
特に、美術館やアートフェスで鑑賞するタイプの現代芸術をオススメします。

近代以前の作品は、どうしてもその作品が描かれた歴史的背景など、
ある程度「解説で楽しむ、解説で理解できる」=理性を磨く場になりがちだと
私自身は思っています。
※もちろん印象派の作品等の色遣い自体に対して「あぁ、きれいだなぁ」と
心を洗われることによって、PowerPointのプレゼン資料への配色の参考になったり
という感性の磨き方があるかな、とも思いますが。。。

反面、現代アートやメディアアートと呼ばれるものは、
とにかく「意味が分からない」ことが多いです。

たとえば「現代アート」で多くの人が思い浮かべるところの
草間彌生の水玉のかぼちゃですが、普通あれを見て意味は分からないはずです。
https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2017/05/naosimakabotya4.jpg

実は草間彌生自身は、水玉は万物を形成する要素であるという哲学を彼女が持ち、
また統合失調症の幻覚に苦しんでいるなかで水玉を描くことが身を守る儀式だと、
そしてかぼちゃは、そもそも彼女が植物のタネ屋さんの娘であることが関係し、
さながら「水玉カボチャばばぁ」という印象以上に奥深い意味合いをもっています。

が、そんなことは鑑賞者には分からないわけです。

ではなぜ現代芸術やメディアアートが感性を磨くのに最適なのかというと、

1)そもそも意味が分からない作品が多い中で、
「これは何なんだ」と考えて自分なりに答えを出してみることが、
メタ認知能力(俯瞰してものを考える力)を伸ばしやすい

2)そもそも意味が分からないので、もはや考えることを諦めて
「うわぁキレイ!」「うわぁおもしれぇ!」「うわぁヤベぇ!」「うわぁすげぇ!」と
一次的な感情・感覚をもっていることに意識的になり、心を取り戻せる

3)だいたい屋外に設置されている作品も多いので、
写真に撮影することができ、そこでフォトジェニック!を目指せば自分の感性が磨かれる

4)特にビジネスの世界との関連が強い「メディアアート」という世界においては、
消費者の行動を喚起するためにロジカルに・緻密に計算された仕掛けを
アート・クリエイティブによって再現しているため、めちゃくちゃ勉強になる

わけです。
事実私自身もその虜になっている部分が強く、現代芸術のフェスがありようもんなら
どこへでも出かけていきます。たとえば、

2015年・新潟/大地の芸術祭: https://photos.app.goo.gl/7rtuUhfiXuYUkLCY7

など、夏休みをつかってこういうところに出かけたり、あるいは休日に展覧会に行きます。

★この夏のシーズンのオススメ

-「いよいよ芸術祭シーズン到来!2018年に開催される芸術祭をピックアップ」
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/18014

#関東地方の人には、3年に一度の大地の芸術祭が、
関西地区の人には、毎年実施されている六甲ミーツアートがオススメ

-デザインあ展
http://www.design-ah-exhibition.jp/tokyo/

#NHKで放映されている番組「デザインあ」の展覧会。
デザインとは何か、を知っておくことは、これからのビジネスパーソンに超大事

-森ビルデジタルアートミュージアム チームラボボーダレス
https://borderless.teamlab.art/jp

#デジタルアート界隈では名の知れたチームラボの常設展示ミュージアム
きちんとした哲学のもとにテクノロジーで作品を創り上げるところは圧巻

・・・まぁ、僕自身まだどれも行けてないんですけどね。

みなさんもこの夏から秋にかけて、感性を磨く旅に出てみてはいかがですか?


★第4号:2018年7月27日

●[よみもの] 透明飲料の謎

以前、とある内定承諾者とランチした際に、
「メルマガでどんなのを読みたい?」と聞いたところ
「そういえば私、最近、透明飲料のことが謎です」と言われ
「んじゃそのうち分析して文面にしてみるね」といいました。

それから早1ヶ月ほど。

ちょっと分析してみようと思い、簡単なデータ分析を、
マクロミルの購買データQPRを使ってやってみました。
そのサマリを書きますね。長いけど。

まずこの1年の透明味付き水のランキングを見ると、
強いのはやはりサントリー天然水シリーズ。
ヨーグリーナと朝摘みオレンジが1位と2位。
次いでいろはすのもも、その次はモーニングティー2つ。サントリー強えぇ。
アサヒ飲料もがんばってて、カルピスとかクリアラテも
上位に来ていることが分かりました。

ではそうした、透明飲料こと「フレーバーウォーター」を
買っている人は他にどんな商品を買っているのか、
というのを見てみたら、わりと紅茶系が多いことが判明。
また、炭酸飲料系の商品も買われやすいようでした。

紅茶系は、それこそモーニングティーとかクリアラテとか
そういう商品との合致度は分かるんですが、
炭酸飲料の購入者と被るというのは少し不思議ですね。

逆に無糖茶とか単なる水は買われにくいということが判明。
もしや、水に飽きた人が味付きに行ったのではなく、
色付きに飽きた人が色無しに行ったのでは?

今度は、意識データとの掛け合わせを簡単にやってみました。
フレーバーウォーターを買っている人と買っていない人の差分で
微々たるものながら差が出た項目で言うと、

<買い物意識>
(+)景品や懸賞がついている商品を買う
(+)新しい商品はすぐ買ってみる
(+)休日は外出することが多い
(-)健康に配慮したものを買う
(+)衝動買いをする
(-)食料品を購入するとき、品質表示に注意している
(+)買物時にクーポン券を利用することが多い
(+)広告でよく見かける商品を買うことが多い
(+)あちこちの店を見て歩くのが好きだ
(-)脂肪分や塩分などあまり摂取しないようにしている成分がある
(-)必要なときだけ店に行く
(+)自分へのご褒美のためにちょっとした贅沢をしたい
(-)栄養バランスに気を使っている

<生活意識>
(+)普段の生活の中で栄養に偏りがあると感じる
(+)日常生活にストレスを感じている
(-)美意識が高い
(-)日常生活に満足している
(+)人が自分をどう思っているかを気にする
(+)日常生活に満足していない
(-)本物志向が強い
(-)味にはうるさい方だ

という結果に。思った以上に流行りに乗っている系で、
かつ健康意識が低そうだし生活にも不満が多そう。

https://matome.naver.jp/odai/2152956824054645801

このまとめでは、「『健康に良さそうな』見た目が消費者に受けている」
と書かれていますが、まぁ健康に気を遣っていない人にとっての
気休めなんだろうなぁ、というのが伺えますね。

マクロミルの仕事では、当然ながら、マーケティングの課題に対して
きちんと意図をもって分析を図るのが普通です。
が、我々はデータを持っている分、こういった
ふとした疑問に基づいてデータを見ることもできます。
そこが強みだなぁ、と思う次第です。

さてさて季節は猛暑が猛威をふるう時期。
透明飲料でも構わないので、水分補給だけはしっかりと。


★第3号:2018年7月6日

●[記事紹介] 仕事ができるって、どういうことだろう

このメルマガでは、私の気にとまった記事をシェアするように心がけています。

今回はこちら。

「今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う」

今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う

この記事は、実際に社会人として働くと「あぁそうだよな」
と思うようになる類の記事ですが、
もしかするとなかなかにイメージしきれない部分もあるかもしれません。

他方、これって別に仕事に限った話ではなく、学生生活でもある話で、
サークル活動や研究活動なども、何とも言えず「ふわっ」としたことを
「いいぐあいにやっておく」というシーンはあると思います。

私個人は、大学生の学業と会社での仕事って、本質は不変だと思いますが、
とはいえシーンは異なるわけですから、入社したら一定の間は
「いわれたことをきちんとやりきる」ことが大事になります。
「そのグループの文化に馴染む」という意味でも大事ですよね。

でもその先、ちゃんと活躍できるビジネスパーソンは、
指示されたことのその先を生み出せる人だ、というのは
なんとなく皆さんもお分かりだと思います。
そして、「指示されたことのその先」というのこそ、
「ふわっ」としたことをいかにカタチにできるか、ということだと思います。

「残りの学生生活、社会人になるためにしておくことは何ですか?」
という質問を良く受けますが、「感性を磨け」という答え以外には
「あれしろ、これしろ」とは言わない主義です。
それは、学生生活のなかで得られる経験から、
十分に「ふわっとしたことをカタチにする」ことを体験できる
と思っているからです。


★第2号:2018年6月7日

●[記事紹介] 結論は大事だけど、「なんで」が知りたい●

「メルマガ」なので、お知らせだけじゃなくて読み物を書きたいな、
と思っているのですが、今回はちょっと悩みました。

「うーん、この本はもうちょっと後に紹介したいな」
「えーと、この記事はどちらかというと承諾前の人向けかな」
「いやぁ、俺のブログの記事を載せても長いだけだしな」

なんて考えていたら、ちょっと前に見かけた記事を思い出したので
今回はそれをご紹介します。

『採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。』

採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。

この話、採用がどうのこうのとかいうのはあまり本質でなく、
AIと人間がどう付き合うか、あるいはデータ屋はなにを考えるべきか
ということへのヒントを与えてくれていると思います。

私は最初のキャリアをQPRというお買い物データの集計で過ごしました。
そのときによくお客様から聞いていた言葉に
「肌感に合う」という言葉がありました。

「データという客観的事実があるのに、なんで『肌感』なの?」
と思ったことはあったのですが、仕事をするなかで徐々に分かってきたのは、
マーケター達は案外、「いまどうなってんの?」よりも
「なんでそうなってんの?」の方に興味がありそうだ、ということです。

マーケティングにおける「正解」は、「実際に売れた」ことであり、
売る前の予測の段階では、「納得解」で動くしかない。
だから余計に、「なんで?」が必要になるんだと思います。
この本質がある限り、たぶんリサーチ会社はつぶれないんだろうなぁ、なんて。

それはみなさんのキャリアにおいても同じことです。
予測できない中で「納得解」をもって進んでいくしかない。
マクロミルはやたらとみなさんに「なんで?」を問うたと思いますが、
就活を終えてもなお、その「なんで?」は忘れないでいて下さいね。


★第1号:2018年5月18日

●[記事紹介] 「データ分析」って、実際の所・・・

すでに知っているかと思いますが、マクロミルは昨年から
「データ分析に基づいたマーケティング戦略立案コンテスト」という取組みを
実施しています。ぜひ参加して欲しい取組みです。
すでに今年も参加をするために準備をしている承諾者もいますね。
https://www.macromill.com/s/marketing-strategy/

僕、遠藤は、2013年に入社をして、そこから1年半、
購買データ「QPR」の集計をしていました。
なのでデータ分析についてはいろいろと思うところはあるのですが、
若干ここ最近の「データアナリスト」ブームに対する
違和感のようなものを感じていたのも確かです。

そこで目についたのがこの記事。
タイトルが長いので割愛しますが、「アナリスト」の本義について
ちゃんと説明してくれていると思っています。

「データ分析をする人」は「アナリスト」と「エンジニア」に分かれ、その違いは「他の誰かが意思決定するための情報(つまりインテリジェンス)」を作るかどうかにある

この記事の説明で言えば、データアナリストとは
「他の誰かが意思決定するための情報」を作る人、
であるとのこと。
となると、別に情報を作り出さないとしても、マクロミルの各業務は
みんな「アナリスト」的だとも言えるかも知れません。

僕自身も思うところがあり、かつてこんな記事を書きました。

データストラテジスト見習いを1年半やって思い立った「5つの必要なこと」

この記事、割と評判だったのですが、その中でも特に評判だったのが
「データを編むのは、何のため」という章で、そこで書いたのが
「結局は意思決定に役立つかが大事」ということでした。

別にこれから入社までの間にスキルを身につけろと言うつもりはないですが、
でも「データ分析は意思決定のためのもの」という意識については、
頭の片隅に置きながら、残りの学生生活の学業に励んで欲しいです。


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