expoレポート:長久手日本館

 もう暗くなってきた。さすがにもう多くは回れないと判断し、最後は日本館に行くことにする。とにかく列は長かった。相当厳しかった。
 さて長久手日本館の特徴は何と言ってもその構造。竹で編まれたその構造は見る物をびっくりさせる。竹籠のなかは真っ暗で、昼間ならいい日陰になっただろうね。
 展示は4つのゾーンに分かれている。始めはパネルで世界の環境問題の映像を見る。次に動く歩道に乗りながら戦後60年の日本の生活環境の変化をその時代に登場したモノで見る。そして目玉、360°スクリーンでの映像体験。球体の内部に橋があり、そこに立つ。球体内部全てがスクリーンになっていて、そこに映像が映し出される。まるで自分たちが動いているかのような映像の迫力に驚く。最後は森林空間の中に数々のエコ・テクノロジーを展示したスペース。何より幾度となく噴射されるミストが森林浴気分を味あわせてくれる。
 締めが日本館でよかったと思うな。

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