米牛肉 危険部位発見で輸入禁止

 なんだかんだ今日の投稿です。一応今週からは読売新聞月曜日の「ニュース抄録」よりニュースを引っ張りだしてみようかと思います。

 今週月曜日・23日の記事から、「米牛肉 再び輸入禁止」のニュースを。


 昨年12月に再開されたばかりの米牛肉の輸入。米国産牛肉にBSE(牛海面状脳症)が発見されて以来しばらく輸入停止されていたが、20歳以内の牛で特定危険部位を取り除いた肉のみという条件で輸入が再開された。
 しかし20日、成田空港に空輸された肉に特定危険部位の脊柱がくっついていた。このことを受け政府は再び、米国産牛肉の輸入を停止した。
 脊柱は明らかに目に見えてくっついていた。米国政府の見解としては、脊柱は特定危険部位には含まれないとのこと。しかし日本の提示した条件の上での取引だから、アメリカにはその条件をきっちり守る義務があるはずだ。
 食に対する安全性が叫ばれる中、日本が要求した全頭検査や特定危険部位の除去は妥当な条件だ、しかし交渉の時点では、日本側も柔軟な姿勢を示すべきだという考えがある。それが日本の食料供給の安定につながるのだと思ってる。実際、先日の輸入再開はその柔軟性を示した結果だと考えている。
 しかし、アメリカは条件を破って来た。本来金をもらうはずの輸出者は、輸出する製品に責任を持つべきである。なのに「あれは危険じゃない」なんてそんなのは黙っていられる訳が無い。
 早期に輸入再開されるのが望ましい。それでも今回の政府の対応は妥当だ。
 ・・・でも、早く吉牛食べたい。

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