本番でこそ果たすべき本来の役割

ご無沙汰してます。ここ最近、いろいろと綻びがあって精神的安定が見られませんでした。収束に向かっています。

で、今日は本番でした。
本番が複数回あることは幸せですね。でもそのかわり、妙な緊張感があります。
もしお蔵入りになったとしても次の本番タイムがあるわけですが、むしろ1かいきりの本番の方が、潔さがあると思います。

正直、音声さんとしてのenshinoは、本当にGJなんだと思います。
恵まれた環境を最大限活かして、力量を持っている我が団体の最高のパフォーマンスをできる限りよい形で記録したい。
ディズニーリゾート・ミュージックフェスティバルプログラムという舞台に立てるなら、それに向けてできることは尽くしたい。
それが音声さんとしての役割だと思っていました。
事実、多地点録音は驚くほどの奏功ぶりです。各地点から聞こえる音はショボいとしか言いようがないのですが、それを総合したとき、自分の耳を疑うほどの音ができあがっていました。
正直言います。演奏の聞こえは、間違いなく成功です。

でも僕は音声さんである前に副部長でした。
聴かせる・魅せる音楽作品を集団でつくりあげるのが吹奏楽。その集団にあって、名ばかりでも「まとめ役」である自分には、音声さん以上に担わなければいけない役割があったはず。
「一緒にがんばろうね」というコミュニケーションを果たせたかといえば、全くできていなかった。
気持ちを鼓舞すること。気持ちをつなげること。
それが自分の役割だと気づいていながらできない自分が今日の反省。

そして僕は、副部長である前に一人の演奏者です。
一人の演奏者として尽くせる手を、僕は果たしていません。本分を果たさなかったのですね。
ちゃんと音づくりに参加すること、合奏に集中すること、音楽に没頭すること、冷静に楽譜に忠実に演奏すること。
きりがないほどの反省点、音声さんとして自分のエゴで動いていたことが悔やまれます。特に指揮者M氏には本当に頭が上がりません。僕の全部のパフォーマンスが、まだまだ出し切れていないようです。

みんながんばってます。
あまり練習に来られなかった人も、毎回のように参加している人も、そんな垣根なくがんばっています。
あぐらをかいている場合じゃないなと思いました。

別団体の長にいわれました。
しのぶは物事に本気になったことがあるか、と。
明日示せる本気は、楽器で示したいと思います。

明らかに、Dolceでの「しのぶちゃん」とは違う自分が、これをDolcerに向けて書いているのも不自然でしょうか。
とにかくいま、今日関わってくれた人すべてに感謝しながら、明日は本当の意味でできることをやろう、と思っているところです。

まさに、帰りの夕食で誰かが口に出した、Nobles Oblige。
明日呑む酒の味も、これ次第で変わるに違いないでしょう。

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