明日卒業します。そう自分で書いていながらも、その実感がありません。3年前の今頃も、そんなもんでした。
朝は、合格発表に向かう埼玉の中学生に阻まれ危うく電車を逃すところでした。
教室で久々にほぼ全員の顔を眺め、なんだかんだの雑務をロングホームルーム中にこなしていました。
11時頃から予行が始まりました。なんだかなぁって感じですよ、今までは後ろで楽器を演奏していたのに今日は一番前ですよ。だけどそれと卒業という実感がリンクしないんですよ。
校歌の練習も最後で、明日の本番を残すだけです。蛍の光の歌詞に2番があるとは思いませんでした。
あさってから同窓会組織である学友会の会員だそうです。そんな事いわれてもまだ高校生気分は抜けませんし。
今月中旬に部活の熱海旅行があるのでお金を払いました。結構財布が寂しいですが、豪勢な宿だから仕方ありません。
不動岡のベストセラーである受験記の執筆を頼まれたので書き始めたのですが、まとまりませんでした。
ものすごく腹を空かしながら4時まで耐えました。外語の男打ち上げでお好み焼き屋にいく事になっていました。
昼食にしては遅すぎ、夕食にしては早すぎですが、料理はただそこにあればいいだけの事で、とにかく集まった奴らとワイワイやれればいいんです。
お好み焼き・鉄板焼きは、美味なのに低価格。それにもまして盛り上がる会話。想い出話に花が咲き、突っ込み突っ込まれ、笑いが絶えませんでしたね。
帰るかって時になって、いきなり寂寥感が襲います。「こんな事も出来るのも最後か」という台詞を何度も繰り返しました。妙な連帯感が男共を包みます。
帰って来て、油臭い服を脱ぎ、そして時間が過ぎ受験記執筆中です。もはや受験記ではありませんが、いいです。
服のアイロンをかけるのを忘れていました。眠るまで時間がかかりそうな気がします。ではまた。