とりあえず毎日ではなくとも続けていきたいこのニュースの視点、続くでしょうか。やってみなきゃ分りませんね。
今日の記事も、読売新聞朝刊(1/13付)より。
先日「勇気」で紹介した彩花ちゃんの手術は無事終了し、経過も順調だそうです。まだしばらくはアメリカに滞在予定だそうで。彼女を救う募金に俺は参加できませんでした。
目の前に困っている人の現状があれば救いたいと行動を起こす。その行動の手段が明確であれば明確なほど、さっと行動できる訳でして。また一つの幼い命が悲鳴を上げています。
その名は七海ちゃん。生まれつき一つしか無い腎臓が慢性腎不全に冒され、現在血液透析の治療を受けており、渡米・移植手術費用9000万円を集めようと支援者が募金活動に乗り出した。彩花ちゃんのときにも紹介されたマイアミ大学が受け入れ可能と言っているようである。
現行法では、日本では15歳未満の臓器移植は認められておらず、どうしても海外に行くしかない。いままでも、多くの幼い命、特に生まれたばかりの命が他国での臓器移植で救われた。しかし、その陰には多くの人の募金活動ということがあることを忘れては行けない。そして、「子どもが病気にかかったら募金してもらって渡米しよう」という大いなる決意が、安易なものになってしまうことはあってはならない。
僕は、生命倫理などの観点から正しい答えを未だ見いだせないでいるものの、日本でも15歳未満の臓器移植を執り行っても良いように、早急に議論を重ねるべきだと思う。医療技術は発達した国であることは間違いないが、制度面・医師の技術面でどうしても諸外国、特に欧米に劣る点がいくつもあると思える。人が長生きできることをサポートする医療にも、そしてこれ科らを担う子どもたちの命を救っていける医療にも、しっかり対応できる日本の医療制度を望んでいる。子どもたちを、その希望ある芽を、できる限り救う医療を、日本に望んでいる。
今俺が彼女を救うためにできることは募金だ。微々たるお金しか無いけれど、彼女を救う足しになればと思う。三菱東京UFJ銀行横浜駅前支店 普通3108935「ナナミチャンオスクウカイ」が窓口だそうで。