昨日のこと。

長くなるといけませんから続きに書きます。

一応予告だけは。
本日4時以降に結果掲示ですからまた速報打ちます。落ちても受かっても。


 久々に始発に乗りました。辛かった。宇都宮線→埼京線→小田急本線→小田急江の島線 そんで湘南台に着いたら8時前。すし詰めのバスに乗り、SFCについたら8時前。 おーい、1時間前ですぞ。
 移動中の方が緊張してて、SFCで待っている間はそーでもなかった。外のベンチに座っていたら、千葉の高校に通う他の受験生Yくんに話しかけられ、その子なかなかノリが良かったから仲良くなりました。完全アウェーの中で心強い存在ができました。
 控え室に入って、まず封筒と宛名シールに名前を書いて、そして参考資料としての作文課題が出されました。20分字数制限無し自由発想一本勝負、お題は「大学では期末テストよりもレポート提出が多くなりますが、その両者を比較して長所短所を論じて下さい。」えーとね、勘違いをしてしまいました。「俺の」長所短所だと思ってしまい、期末テストとレポートにからめて自分の長所短所を書き始め、半分くらいがそれで埋まってしまいました。「いかん!」一部を消し始めて気づいた、「自由な発想で書いて下さい。」ならいいや、とそのままにしておきました。そっから自分の主観に基づいて両者を比較して丸くおさめました。
 控え室は殺伐とした雰囲気。こんな中で三時間以上待たされるのは苦痛以外の何ものでもありません。落ち着かない。水を飲み、飲み過ぎ、2回もトイレに行きました。なかなか時間が過ぎない、ラーメンズの「新日本語学校」より、「不思議の国のニポン」を頭の中で再生させながらぶつぶつ口を動かしていました(群馬サファリパークは馬のみです!)。それでもなかなか時間が過ぎない、そのうち早起きの実害が出てきて、30分ほど寝ました。用意した資料に目を通すも頭に入らず・・・
 12時を過ぎてやっと呼ばれた。それから次の控え室に行き、また待ちました。やっと、というかついに順番が来ました。ノックして、ノブをまわしてドアを引く。「開かない!」あ、押すのね。
 入ってすぐ座るように指示される、名前を名乗る前に試験官は、「遠藤くんね、よろしく」と。いくつかの確認事項をこなし、早速質問に入る・・・
 内容は思い出したくありません。なんとか全ての質問に発言はしたものの、やっぱり全てが言葉で取り繕われたようなものでした。政治のこと、教育のこと、やっぱり自分の知識の弱さを露呈してしまいました。確かに熱い思いがあることは自負しています。でもやっぱりその裏付けとなる知識や行動のなさを再確認させられました。自分の考えの矛盾点もどんどん質問され、焦って言葉で取り繕って、いや手応えありません。あー嫌だ嫌だ。自分の意見を述べるってことは、その裏付けとしての知識をもち、行動の経験を持ち、対論への理解を示し、さらに自分の考えに自信を持つことが必要なんだと気づきました。
 なんか、吹っ切れました。あれだけ忙しいさなかに短期間で泣きそうになりながらも書類を仕上げ、1次発表までの間の1か月間思い悩み、さらに2次までの1週間自分との対話で悩みへこみ、色々やって来たことが一気に崩れるかのごとく吹っ切れてしまいました。こんなもんだったのかな、と。
 雨の中、傘もささずにSFCの大階段を降りました。バスは本館前には来ないかから坂を下っていきました。その途中に、なんとYくんがいる!っつて一緒に帰ることにしました。彼も彼で「駄目だった、萎える」的なことを口にしていました。二人そろって開き直ったような感じでバスに乗り込む。またもすし詰めです。
 湘南台から、今度は相鉄で横浜へ。せっかくだからということで一緒に横浜で飯を食いました。ラーメン、高かったな。彼は横須賀・総武直通電車で帰るってことで横浜でお別れ。受かってまた会えることを望んでいます。
 彼と横浜で別れて、僕はそのままふらつきました。ってのも、帰りのバスの中で、ニッケメンバーの女の子(U姉さん)にデートを申し込んでOKされたのです。やったね!その日突然メールしたら、バイト帰りだった彼女は駆けつけてくれたのです!
 ドトールで待ち合わせ、そのまま30分ほど面接に関するお話、そんでニッケメンバーの話、そんで彼女のバイト先の話。そろそろ出て他いこうって、近くのスタバ(またコーヒーかい!)へ。それから色んな話しました。どっか行きたいねーとか、語学何しよーかなーとか、芸術談義とかで、彼女の人間性ってのに改めて惚れました。その独創性っていうか、不思議な世界観っていうか。あんだけ熱く語ったのも久しぶりだし、熱く聞き入ったのも久々だし、聞き入ってもらえる仲間がいることに幸せを感じました。
 人間色々抱えてんだよね、彼女の話を聞くうちに、「俺がやりたいこと、もう一度根本から見つめ直してみた方がいいのかもしれないな」と思いまして。彼女にも方向性を示してもらいました。コーヒー屋でだべっただけですが、十分過ぎるくらいのデートでした。

 面接官の皆さんとの出会いというか、面接官の皆さんとの対話で見えて来た自分の甘さと方向性のヒント。Yくんとの出会いと言うか、心強い存在との出会い。U姉さんとのデートと言うか、語り合い、そっから見えて来た色んなもん。なんだか手応えは無くへこんでしまったものの、それでもこの1日を過ごせたことはかけがえ無かったと思います。

 さーて、そろそろ湘南台行こうかな。さっさと結果を見て、タケミツメモリアルでやるアジアオーケストラウィークの初日のシドニーシンフォニーの演奏聞きたい。チャイ6「悲愴」が、本当に悲愴になるのか否かは、今日4時のお楽しみ。

Comments

comments

昨日のこと。」への1件のフィードバック

  1. 同じ現場にいた俺にとって、かなり興味深いブログだねww
    てか、何気に声でかくてびっくりしたよ。。なんか、「緊張してますか!?」って学部長が言ったとき、一人ででかい返事してたよねwwなんか、らしさがでてて良かった気がする!!
    大学入っても頑張れよう!!

コメントは停止中です。