最初の「最初の投票」

行ってきました、衆院選+県知事選+国民審査。

結論から言うと、
衆院選:結局は自民支持
県知事:若さによる政治刷新を願った結果に
最高裁:特に罷免を希望する人は折らず

でも私の1票は微々たる1票だと思っていますから、こんな結果は関係ない。
大事なのは、みんなが投票行動をすることです。

昨夜から展開している「文句を言う前に投票に行こう」キャンペーンには、13コメントを頂きました。
その結果かどうか知りませんが、結局民主圧勝だそうで。
サークルの学年会に同行していた皆が驚いています。
まぁその点はじっくりと後で。

さて、投票時間は午前7時?午後8時ですが、午前7時の投票に行くとおもしろい経験が出来ます。
公職選挙法施行令の34条にはこう書いてあります。

第三十四条  投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入つていないことを示さなければならない。

これを零票確認といいます。
この確認行為ができる選挙人(=有権者)は、各投票所でたった一人。
朝一に投票所にやって来た人間です。
あるニュースによると、「全国に設けられる投票所は5万978カ所」で、この零票確認の権利を持っているのは全国で50978人ということになります。

そして、この私enshinoが、茨城県古河市第10投票所の零票確認を行いました。
人生初選挙で、その投票所初の選挙人となりました。

手順ですが、投票は県知事→衆院小選挙区→衆院比例&最高裁国民審査という手順でして、3つ投票箱があります。
受付をすませたら、まず県知事選の用紙を受け取り、記入をします。本来ならそのまま投票ですが…
零票確認の場合は違います。選挙立会人が箱を開けて、僕に問います。
「何も入っていませんね?」
僕が「はい、ないです」と答えると、箱を締めて南京錠をかけました。
これを、衆院小選挙区→比例&国民審査も同じく繰り返します。

投票箱には、投票先を間違えないように大きな文字で「県知事選」「小選挙区」などと書いてある紙が張ってありました。
比例&国民審査の箱が同じであったため、その紙が2枚張ってあり、そのせいでうまく箱を開けられないハプニングがありました。
ですが、当然のごとく箱の中身はすっからかんで、滞りなく私の零票確認という大役はすんだ訳です。
市役所の職員にも「大役お疲れさまでした」と、皮肉だか冗談だかよく分からない言葉をかけられ、私の人生初の投票は終わりました。

日本を考える夏にしろ、と某総裁が言っておりましたが、問題はこの選挙の後。
選ばれた人がどんな働きをするのかを、私たちは見守らねばなりません。

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