企画書を置いてFBでシェアしたら思いの外ご協力いただけそうなのでサポーター受付フォームをつくりました。端的に言うと、慶應SFCの授業の枠組みのなかで短期間のゼミを持つことになったので、そのご協力を広くお願いしたいと思います。
2017年度春学期 SBC入門 後半「卒業生マイゼミ」企画
「わたしたちの新入社員研修」
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なお、寄付については、クラウドファンディングでの実施はほぼ無理だと判明したので、ただいま対策を練っております。おそらくは未来創造塾関連の寄付を集める口座に直接ご入金いただくことになると思いますので、そのつもりで居てください。
また、この企画書では私の所属を記載していますが、企画そのものは「遠藤忍」個人として行っており、組織の方針・見解ではないことをご認識ください。それでいうといろんな所から怒られたら企画は吹っ飛びます。
★参考URL
さて、すこし背景情報を記載しようかと思います。
未来創造塾は、慶應SFCに滞在型教育研究施設をつくろうという計画であり、私が大学生だったころから「そうかここのスタッフになれば2.5h通学しなくて済むのか」といって関わっていましたが、リーマンうんちゃらの関係等で在学中には建物は仕上がらず。ただ、先々出来るだろう滞在施設の中での「生活を守る」こと、そして「コラボの現場をつくること」を志向して、「未来創造塾ハウスプロジェクト」というのを動かしていました。
卒業してしばらくして、「いいから自分達でつくっちゃえ」といってStudent Build Campusという計画が立ち上がり、結果的に滞在型施設の用地に建物ができました。ただ建物ができればいいという問題でないことはすぐ分かるかと思いますが、建物自体をどうするんだ、建物の中身をどうするんだ、なんなら建物のなか「で」何をするんだ、そしてそうしたことをする資金をどうするんだ、といったことは、実は全て「SBC合同研究会」という、教員と学生達のプロジェクトによって「研究活動として」考えられています。
そんななかで考えられた、せっかくの建物と「滞在型」という特性を活かしたコンテンツの一つが、「卒業生マイゼミ」でした。ORF2016で発表されたこの構想に私はすぐに飛びつきました。私の目から見れば、そのORFで紹介された各種のプロジェクトは多分にファンドレイジングの要素をはらんでおり、なるほどSBCはその資金も自己獲得していくのね、と思っていたのですが、その際に提示された「卒業生も5万円でゼミが持てます!」というのにまんまと引っかかりました。
その後、信頼するプロジェクトリーダーである学生「やぎしん」君に様々な調整をしてもらった結果、現在開講されている「SBC入門」という授業の後半部分で3回の合宿を伴うゼミ活動をすることになり、この「わたしたちの新入社員研修」をテーマの一つとして採用してもらいました。特に、問題意識として掲げている内容と、「自分達のキャリアの方向性を自分達でメタ的に考えて提案させ、社会人が忌憚のない意見をぶつけるとともに、新たな知見を得る」というスキーム自体がSBC的であると評価してもらえていると認識しています。
その一方で、私の問題意識に端を発しながらも、作ってもらった提案をそのまま自分の仕事において取り入れ実現させることができるほど私は会社で権限を持っているわけではありません。そう考えると、単なるインターンの問題解決演習と同じじゃないか、となるわけです。そこで、卒業生ネットワークです。私はあくまでも発起人であり、最低限私だけでこのゼミが回る仕掛けにしていますが、しかしこの問題意識に共感をする方も多いだろうし、なんとかしたいと思っている方も多いと思うので、「共有された問題意識」と捉えた上で、だれでも関われるスキームにしておこうと思っていた訳です。
理想型は、ゼミ生達の頑張りを、飲み会1回分我慢して応援してくれる人が増え、その人達の手元に渡った提案がそのまま企業活動に活かされることで、ゼミ生が「自分の取り組みが社会に活かされ、しかもココがうまくいき・アソコがうまくいかなかったんだ」ということに気づけることです。そのためには私の力だけでは足りないので、多くの方に関わっていただきたいのです。それに、滞在型といっても授業の枠の中で特定の予算があるわけではないので滞在費は正直「だれかの」持ち出しです。そこは、「シャケージン」として「オサイフ役」になろうよ、と。うまいもん食って、出来る時間までやれることやって、そして眠くなったら寝る、という環境を、できるだけ良質な形にしましょうよ、と(こういうことしているから「しゃ○く」を産んじゃうのかw)。と思ったのですがそのスキーム作りは一筋縄ではいかないみたいなので今回は諦めたのですが。。。
そんなわけで皆さん、この企画への様々な形での協力をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。あ、ちなみに、基本的には慶應SFCの企画なので、コアサポーターには慶應SFC出身者の条件をつけていますが、その条件を乗り越えようとしてくださる方々の心意気もお待ちしております。
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