突然ですが

突然ですが、本日を持って愛用のMovableTypeとはおさらばです。

ブログソフトを「BlognPlus」に変更し、同時に今まで持っていた2つのブログを統合して『遠藤忍のenshino.biz<enshinoDays>』にしました。さらに、アドレスも、http://blog.enshino.biz/にしました。今まで通り、enshino.bizと入力しても、このページにジャンプするように設定してあります。

さて、ソフトを変えた理由ですが、
1.ただいま計画中の新規ブログをBlognでやってみようかと思ったので、実験的に
2.最近、勇気を出しての更新が滞っているので、いっそうのこと、統合してしまおうと思ったので
3.意外と操作性もよく、機能も充実しているため
4.携帯投稿が可能なため
と、こんな感じです。

少し前からリニューアルを考えていましたが、やっとそれが実現しました。ただいま、デザインテンプレートなどを一生懸命作成中です。完成まで、今しばらくお待ちください。

明けても音楽

定演の次の日のことをお話しします。

この日はクラッシクのコンサートを聴きに東京まで。
東京国際フォーラムで開催されていた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〜熱狂の日音楽祭2005〜ベートーベンと仲間たち」の公演を見に行きました。

もともとこのイベントはフランスのナントという街で開催されていたもので、ある一定の期間、ナントの街中で延々とクラッシックのコンサートが行われると言う音楽祭です。老若男女、多くの人がクラッシック音楽にどっぷりはまるというイベント。

今回は、ゴールデンウィーク前半の3連休、東京国際フォーラムで開かれました。
6つのホール全てでクラッシックコンサートが行われ、一つのホールでは1日6公演ほど行われると言う怒濤のペース。
しかも1公演あたりチケットが3000円以下と言う爆安価格。
演奏家は内外の一流アーティストが勢揃い。
さらに、有料チケットを一枚でも持っていれば、アマチュアオーケストラの演奏が聞き放題というサービス付き。
それはそれは大盛り上がりのイベントでした。

副題がベートーベンと仲間たち というほどですので、曲目の中心はベートーベンの曲でした。
そんな中で僕が今回聞いたのは交響曲第6番「田園」
国際フォーラムでも一番でかいホール(5012人はいります)のホールAのど真ん中の席をキープし、演奏を聴きました。
東京都交響楽団の演奏、ディヴィッド・スターンさんの指揮でした。
何がびっくりかって、曲調の割に指揮者が飛び跳ねまくっていたことです。
聞いていた位置が悪かったのか、ひな壇の組み方が悪かったのか、管楽器の音が聞こえにくい部分がありました。
さすがに3楽章以降になると眠気が襲ってきます。
非常にゆったりとした曲ですので一度頭を落とすともうあげられなくなってしまいます。
でも、すばらしい演奏を聴けたと思います。

その他にも音大生のオーケストラによる「エグモント」「コリオラン」、アマオケの交響曲第8番の無料演奏を聴くことができました。
本当は、最終公演の「第九」が聞きたかったのですが、終わると終電間際なのであきらめました。

ぜひこのイベントは来年もやってほしいですね。
定演が終わった次の日に、重い体にむち打ってでも聞きにいきたい音楽祭でした。

全てが終わった気がする

ここ3日間は夢のように日々が過ぎました。
改めて、定演がこんなに楽しいと気づかされました。
僕にとって。パンフ関連は定演の山場でしたが、ここ数日は、演奏することが楽しくてしょうがなかったのです。
特に、音響のよい羽生のホールで吹けて、気持ちがよかったです。
ちゃんとした音をつくればあそこまで響きが出るものだと思えました。
僕の音で言えば、実力以上の響きができたのではないかと思います。

リハ中も非常に楽しかった。
ただ、吹き過ぎでバテバテになったのは確かです。
前日のリハはスムーズでしたね。中学生の頃は常に押していましたから、感動物の早さでした。

一転して昨日は忙しかった。
ロビー演奏の楽譜を忘れてきてしまい、記憶と勘でギター譜をつくりましたが、ぼろぼろでしたね。
当日に3部をやれなかったのは厳しい部分がありましたが、時間の関係で全てはやっていられませんでしたからね。

さて、本番を語りましょう。
グランドマーチですが、リハではあまり楽譜は見ませんでしたが、本番になると、かじりついていました。
そのくせ見失ってしまって突拍子もない音を出したのも事実。
民衆は自分のピッチが気になりました。いつものことですが、小さいところから徐々に大きくしていくときの音程が狂うんです。
でもあの曲は好きですから、楽しんで演奏できました。
なぜか知りませんが、パンチネルロの1Tuba部分を吹き終わった瞬間、体がなぜだか震え始めました。
緊張のせいでしょうか。
でも、チューバのメンバーが頑張ってくれ(特にO君のサウンドには感動)、個人的にも曲が好きなので、非常に楽しい本番になりました。
祝典へ来ると、パンチネルロの疲労が襲ってきました。
1楽章のBrass楽器の見せ場を入りはぐってしまい、それだけが悔やまれます。
2楽章は歌い込みすぎましたね。最後の最後まで最後の部分ができなかった3楽章。
あぁ、またリベンジしたいな。

ソーランは、一番出来が良かったかもしれませんね。
というのも、今回に限って、あまりミスが多くはなかったと思うのです。
徐々にできていった最終形態が今日の演奏だったと思います。
相変わらずEの音を外してしまったLOVE。
でもお客さんののりがよかったので非常に楽しんで歌うことができました。
A列車はソロ部で音を落とせたのかが心配です。
乗りすぎたのが災いし、失敗を犯してしまいました。
筒美の歌は、相変わらず自分の音程を定められずじまい。よっぽど歌が下手なんでしょうね。
東京ララバイとか、めちゃくちゃに乗っちゃいました。それでまた指を間違える始末。
早くやりたいとずっと思っていたキャッツ。エレキギターでの出演でした
まぁ予想通りの出来の悪さでした。アンプの音量が思いのほかでかくて、下手さを存分にアピールしました。
妥協した部分でさえもできていなかったという嫌な落ち。
でも、やりたての頃よりも成長はしていると確信しています。

アクアリウムで心配をしていたのはもっぱら音程のこと。
心配ばかりで何もできず、やっぱり会ってなかったのがまた悔しいと思います。
M.A.先輩のピアノに感動を覚えました。
小フーガは厳しかったです。あれだけ速い動きをするのは嫌な男なので。
最後、1オクターヴ下げなきゃいけないのを譜面通りにやってしまい、また失敗でした。
ハリーポッターはいい編曲がなされていて、好きな曲でした。
ただ、終楽章で、HiFが出てくるところがあったのですが、3回中1回外しました。
アンコールの飛翔は、いつやっても感動します。
でもチューバは音が低すぎて、何を吹いているのかわからなくなります。
マツケンでは、Y君の姿に笑いが起き、演奏どころではなかった気がします。

演奏が終わって、見送りをしているときに「終わったか」と思い始めました。
楽器運搬・完全撤収が残っていたため気を抜く訳には行きませんでしたので、感慨に浸るのは、だいぶ後になってからのことでした。

おもえば多くの人に迷惑をかけ、協力をいただきました。
パンフ関係は既に広報デイズで語っていますが、実は前日、当日と1年生全員と、OB・OGの皆さんにHOMのはさみ込みなどを手伝っていただきました。
お礼を言う機会を逃してしまったのが悔しいです。
ただ一ついえるのは、部員が多いことは、非常に助かると思いました。
1年生のみんなは、「やってください、お願いします」と言うと、すぐに行動に移してくれ、OB・OGの皆さんは、お願いをしなくても自主的に動いてくださいました。
優秀な方々に囲まれて、なんていい環境で部活ができるのだろうかと思ったほどでした。

演奏面でいえば、チューバと言ういわば大黒柱的存在の楽器を吹いていながら練習時間をあまり取らずに本番に臨み、その本番でもミスってしまったことをお詫びしたいと思います。
それほど経験もないくせに、出しゃばってやったギターも、メモリーのアルペジオでは思いっきりずれるし、しっかり演奏できていなかったことも悔やんでいます。

でもこの悔しさは、来年につなげなければいけない「課題」なのですね。
うれしいことに僕にはまだ1年の余裕があります。もう一度定演ができるのです。
だから、そのチャンスを棒に振らずに、来年もすばらしいものに仕上げたいと思います。

最後に。
僕を、不動岡高校吹奏楽部の仲間に入れてくれ、第35回定期演奏会という舞台で演奏をさせてくれ、
多くの面で協力をし支えてくれた全ての人に。
本当にありがとうございました。

追伸:学ランは、私の管理不十分のせいで、キャッツの衣装に混じっていました。
ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。