11:豪邸デイズ01

 6:00に起きなければ行けない月曜日。でもこの時点で何度か目は覚めている。いつの桃生にココアパフを食べてからベッドメイキングにかかる。今日で一度ジェイミー宅を離れるのだ。一度すっからかんにするものの、水曜には戻ってくる。
 学校へ行き先週と同じように授業を受ける。2元目あたりからスラングを友達から習い始める。バディに「言ってみろ」と言われて色んな人に言ったらジョークととる人もいたが、怒ってしまた人もいた。そうなるのだけは嫌だったのに、ああ悲しきイエスマン。
 昼にソーセージロールを試す。うめぇじゃん。また着替えてレセプションに臨む。教育庁のお偉いさんと会う日だ。Keiが乗ってきたタクシーがイエロー・キャブズだった。ウケたわ。Ryoが風邪気味なのを除いては皆元気そうでよかった。
 さて、教育庁のお偉いがたとの茶会。まず、一人一人と握手を交わし、コインセットのプレゼントをもらう。3人ほどのスピーチを聞き、ジュースや食べ物をいただく。お偉いさんと話そうと近づいてみる。パースでのステイの話、関心のある教育問題の話、色々できた。「教育に最も必要なことは?」との問いに、お偉いさんは「国全体として学力を向上させること」とお答えになった。9人のメンバーやHost Studentsとふれあっているうちにレセプションは終わってしまった。
 タクシーでRacheal宅へ。改めてその広さに驚く。バスケコート、バス4台は入る庭、プール、ガレージは自動シャッター・・・えってほどでっかい。ここで2日間お世話になる。コラムを書いているうちにJaimeeから荷物が届く。そのうちRachealにバスケの練習にこないかと誘われのこのこついていく。チーム内紅白戦らしく、Rachealのチームが40点ほどを挙げ勝利。かっけー!
 とりあえず帰って飯を食い、お土産を渡す。母さんがやさしい人でよかった。BIG BROTHERをみて寝る。

コラム5:テレビ

 テレビ。今や家族の団らんには書かすことの出来ないツール。之は日本でもオーストラリアでも同じ。しかし番組の作り方には文化の違いが出てくる。
 まずはチャンネルの話。パースで見ることの出来る豪州全国ネットはch7、ch9、ch10である。他に、パースのローカル局ACCES31というチャンネルがあるようだ。僕としては、tenネットワーク(ch10)がお気に入り。ほぼ毎日見ているチャンネルだ。バライティに強い、日本のFNSのようなもんだ。
 バライティの話題に入る前にニュースを紹介しよう。よく見るニュースプログラムは朝のch7の生放送番組と、5:00からのch10のtenNEWS。日本とに違いは、各ニュースが記者からのリポート形式になっているところ。各VTRのナレーションはその記者が行い、レポートの最後には必ずその記者が登場する。キャスターはニュースの概要を伝えるだけで本文はVTR中に読まれる。短い番組時間の中にスポーツもエンタもライフ情報も集約されている。
 さて。ぼくがtenを好む理由となる二大バラエティーを紹介しよう。
 一つ目はBIG BROTHER。何人かの男女が、番組が用意したHOUSEで生活をする。HOUSEの中はカメラだらけ。トイレにもシャワーにもカメラがついている。メンバーは自分の生活をさらけ出さなければならない。視聴者は、毎週日曜日に一人の退室者を決めるために、その生活を毎日見て投票を行う。サバイバーと言う番組があったが、あれに似ている。こんな番組、日本じゃまず無理。日〜金、収録で放送だし、他人に自分の生活をさらけ出すなんて出来やしない。でも、見る分にはおもしろい。
 もう一つはAustralian Idol。ASAYAN以上の大規模オーディション番組。豪州全土からたった一人のアイドルを探し出す。以前はアジア人がアイドルの座を得たそうである。3人の審査員が一人ずつ審査していく。この審査員ども、辛口!もう変人発掘番組とも言えるようである。角の軽蔑になると言ってPTAに怒られそうだ。でもこれがおもしろい、笑える。
 こっちのTVもおもしろいね、番組輸入したら、俺見るよ。

10:キダムが来てました。

 いっつも同じ時間帯に眼が覚める。しかも早くに。何てこった!!もろもろしているうちにすぐ時間が経つ。
 今日は日曜なのに少し早めに起きなければならない。Liamがサッカーの試合だそうだ。のこのことついていくことにする。10時前からの試合で日差しの下でも寒さを感じる。さて試合ではLiamはFWらしく、よく攻めていた。前半に二点を先取するも後半で逆転され結果は負け。残念。でも彼の頑張りを見せてもらえてよかった。
 昼食はチキン・トリートを自宅で喰らう。それから本日もCity方面へ出る。何をしたか・・・。
 なんと、シルク・ド・ソレイユのキダムを見たのだ。日本ではサーカスなど滅多に見なかったのに、まさかオーストラリAまで着て見る事になるとは思わなかった。なんと、ホストマザーがチケット代を払ってくれることになった。席は最前列中央部。オケなら最悪ポジションだがサーカスでは大迫力の座席。値段はなんと$99。日本の相場から考えれば安いだろうが、それでも1万円は高いな。払ってもらえるとは、申し訳ないし、ありがたい。内容はどんなものか言わないが、驚きあり、笑いありでかなりエキサイティング・ワンダフルだった。
 さて、家に戻ってからひたすら文章にふける。コラム・体験報告(英文エッセーコンテストHPにて掲示予定)を書き上げてしまう。
 Spanglishというビデオを見る。みんなで見ているうちに7:00になってしまった。そして夕食、奇跡が起きる。
 初日(日曜日)の夕食がHUNGRY JUCKSだったことは衝撃だったが、何と今日もHUNGRY JUCKSになってしまった。好みのセットを見つけたのでそれを頼む。
 食後、BIG BROTHERにかじりつく。今日はHOUSEを出て行く人が決定する日。ホント見てて面白かった。
 実は明日でJaimee宅を離れる。と言っても二泊したらまた戻る。Racheal宅の都合らしい。HOSTの都合に合わケるのはエクスチェンジの勤めだね。

09:Zooっと居たかったんだけどね

 5時ちょい前に眼が覚めても「8時ごろにおきりゃいい」と言われていたから二度寝。8時ちょい前には支度を済ませておいた。飯を食い今日の荷づくり。LiamとSamyとテレビを見る。日本語版「リング」。Liamいわく、英語版のほうが豪華で怖いとの事。日本語放送だから、ホラーでも心が安らぐ。
 もっと出発は早かったはずなのに、11:30ごろ家を出る。バディーいわく原因は「寝過ごした」。バス待ち約1時間。さすがに飽きる。Rachealは話しかけてくれてもJaimeeとは話せない、やっぱ怒ってんだろうか。
 CityでKFCを食う。やっぱりこっちの肉はパサついている。City内を無料で走るCentralAreaTransit(CAT)に乗ってフェリー乗り場へ。TransPerthのAllDayTicketがあればフェリーもタダ。そうこうしているうちにフェリーはサウス・パースに着く。
 動物園は5分ほど歩けばつく。入場料が$16もしやがる。Mapも$1する。普通場内地図くらいはタダだろう。まぁとりあえず中に入る。普通の動物園だわ。
 違うところがいくつか発見できる。サル山ではなく”サル林”だ。池の上に気があって、そこにサルが居る。日本ならばくらーい檻にいるようなどう猛な動物もちゃんと日に当たったスペースにいる。彼らの野生生活拠点が日本の動物園以上に再現されている。カンガルーなどのオーストラリアンアニマルのゾーンには人と動物を分けるフェンスなど存在しない。サファリパーク・オージーアニマルバージョン(徒歩巡回)、とでも表現できるだろう。ワラビー・コアラも間近で見れる(触れませんが…)。
 そのゾーンで不思議な光景を眼にした。一匹のカンガルーがもう一匹のカンガルーのしっぽをしきりにつかんでなでている。もう一匹のほうはたまに逃げるのだがつかんでいるほうのカンガルーは後を追うのだ。…発情したか?
 だいぶ楽しませてもらったが、まだ気は落ちてるようだ。やっぱり自分自身でやりづらさを抱え込んでいるようだ。きついんだよなぁ。
 さて、家についてからはフッティーの観戦。リビングでテレビにかじりつく。夕食は自宅でハンバーガーを作る。旨かったな。

08:苦悩の一日

 朝6:30から朝食とは、酷なキャンプだ。もう眠くて仕方ない。8:30ごろ、海辺のホエール・ワールドに行く。この場所は、昔の鯨処理工場をそのまま残した場所らしい。なかなか手の込んでいるテーマパーク(なのか?)だった。3Dムービーもあって面白かったな。
 その後、アルバニーのメインストリートで下ろされる。飯代$10を渡される。お金セーブのためHUNGRY JUKSへ行く。$2ショップ(日本の100均)に行くも、いいものが見つからず。腰の痛みに耐えられず薬屋で塗り薬を買う。
 バスに乗って、あえてバディーや男どもと席を離した。気が乗らなかった。ずいぶん落ち込んで、涙さえ流す始末。何でだろう、バディのジョークに耐えられない、バディーになめられてんじゃないかなんて考えてしまう、何てオレは弱いんだと自己嫌悪に陥る。こりゃ寝るしかない。って眼をつぶりだすと、後方の座席からちょっかいを出される。気づいてくれよ、しんどいんだから(実際気づいてくれた男はいた、ありがとう)。
 イツしかバスはアボリジニ・ミュージアムのような場所に着く(この頃にはスッキリしていた)。比較的新しい施設らしい。彼らがどんな生活を営んでいたかを学習。ビリー・ティーという伝統のお茶をたしなんだ後はお土産やさんへ。高すぎ。帰り際、アボリジニの笛・ディジリドゥーに挑戦してみる。できた、さすがTuba吹き。
 バスでKeiとしゃべる(Ryoはオレのポッドで一人、音楽を楽しむ)。悩み、恋話、このツアーのこと。本当に楽しくって仕方ない。車内での時間がすぐに過ぎていった。
 リンウッドに戻ってから、すぐにバディの友達の家に行く。何があったか詳しくは言わないが、バディの友達と不高の友達とのあまりのギャップにショックを受け、怖くなり、バディーの前で涙してしまった。みんなの気分を害してしまったことは、この旅での後悔のひとつになりそうだ。
 やっぱ今日1日しんどかった、苦悩の一日だった。でもRachealが介抱してくれたし、Jaimeeも謝ってくれたし、2人のバディーには感謝している。

07:アルバニーの海風に誘われて

 6:00。もう起きて準備をしなければ行けない。朝食を済ませているうちにRachael登場。車に揺られてリンウッドS.H.Sへ。今日・明日は海辺の街・アルバニーへの小旅行の初日。日本人メンバーともまた会えました。バスに乗って8:00前には出発。7時間にも及ぶ長旅が始まった。
 男とうちのバディは後ろを陣取る。仲良く話をオながら話をしながらゆく。男仲間のKeiのバディはその日、用事があったため旅行には参加しなかった。彼の隣の席に座る。
 彼は朝食抜きだったらしくモーニングティーが待ち遠しかったらしい。モーニングティー先では初めて「スコーン」なる物を食う。スナック菓子の方は違う物なのね。モーニングティーをとった先でオーストラリア国旗の描かれたトランプを買う。男仲間Ryoがマジックをするも種はすぐにばれる。その後バディ達にババ抜きを教え、そのかわりSnap!を教わる。いつの間にかユビスマ(と言う名前だったかどうかは忘れたが・・・)を流行らせる。
 昼食はマウント・ロマンスという化粧品工場にて。缶バランス(350ml缶の中身を1/3にしてふちで立たせるやつ)に5人以上が成功する。その後、化粧品工場を見学する。宣伝にまんまと引っかかり母親のお土産を買うことにする。
 バスは一路アルバニーを目指す。てかすぐついた。超田舎を想像していたが実はそうでもない。十分生活が営める街である。
 丘の上の塔にのぼる。景色が美しすぎるよ。ただ風が強い。ビーチにも行ってみる。海が広ーい。写真をいっぱ「撮った。男共はこの旅のアドバイザー・住野先生にはまってしまう。真似をしだしたら上手すぎてずっと笑ってばかりいた。
 そうして、今日泊まるモーテルにつく。男部屋は一番豪華。スパ付き。しかし、お湯の使い過ぎで水しか出なくなり、結局スパには入れずじまい。
 外にデテフッティーに参加しようとするも腰が痛くて断念。というのも、朝飯の時、突然いすが崩れて床に腰を打った。歩いても痛みが出る。カンガルーとエミューを発見。おりの中に入ることが出来た。実物を見るのは初めてになる。
 夕食にはチキンが出る。他人のより大きい。しかもかなりパサついている。全部食える訳がない。そのうち、日本人メンバー・Natsumiの17回目の誕生日を祝うバースデーケーキ・サプライズが始まる。自分は昼間、彼女にカンガルージャーキーをプレゼントした。そしたらやけにショックを受けたらしく、その反動で夕食では大喜びをする。
 夜は10人ミーティング、バディとのきっついゲーム、男4人での語らい。こうして夜は更けていったのだ。

コラム3:交通

 これから話すことはパースに限ったことでしょう。あしからず。
 車は左側通行。さほど変わりはない。車がいっぱい。日本と同じ。でも、細かな事情は違いがある。
 市内交通「TransPerth」。バス・電車・スワン川横断フェリーを運営する市営の交通機関。とっても安い。市内交通はゾーン制と言うlえ方をとっているのだが、その1ゾーンの運賃は100円(割引)にも満たない。$3.10(割引)で1日乗り放題だ。シティ内を走るバスCAT(TransPerth運営)に至っては完全無料。
 バスは市内から市の郊外まで、至る所を走る。シティから一歩出るとパース市内といえどもとてつもない田舎になる。ここはWAのキャピタル?と思うような田舎へもバスは延びる。そんな田舎からシティへはバスで30分もかからない。バス停が小さい。時刻表もない。どこがバス停なのかよく分からない。だからタクシーを拾うようにしてバスを止めなければならない。降りるときも気を使わなきゃ。バスは、停留所のアナウンスをしない。見慣れた建物を目印に降りるしかないのだが、郊外の道には目印すらない。
 電車は4路線。郊外各地へ延びている。車両は万人に優しく出来ている。ボタンを押さなければ外からも内からもドアが開かない。郊外の駅はほぼ無人駅。改札がないから都電みたいに誰でも出入りが出来る。かといって車内改札がある訳でもない。ある種の自己申請方式でチケットを買うのだ。びっくりした、チャリンコ持ち込みOK。
 乗p車は多く、日本車をよく見る。トヨタ、マツダ、ミツビシ、ホンダ・・・。トヨタには「To-Jo」というニックネームがあるらしい。一度もあきらめないからだってね。車に乗る全員がシートベルトを締めなきゃ罰金らしい。観光バスでもだ。
 市内ではチャリンコをほぼ目にしない。みんな使わない。歩行者は所かまわず道路をわたる。信号があっても無視または使わない。
 国もかわれば交通事情も変わるんだねぇ。

コラム2:学校

 学校・教育という面に最も大きな違いを感じた。この面に大きな興味を持っているのがその原因だろう。
 不高の周りは田んぼの緑でいっぱい。だか、僕の通った現地の高校・レズマディーS.H.Sは木々の緑(Bushes=茂み)でいっぱい。ワイルドフィールドみたい。自然に囲まれている。
 学年の規模は不動岡の方が大きい。不高は約1100人/3学年、一方のレズマディーは1000人/6学年だ。
 敷地・建物の広さはレズマディーの方が大きいと思う。建物は多くて日本で言う2Fまで。だがそのような建物が点在している。だから、全体としては不動岡より広いかな。ただ、体育館・グラウンドは小さい。体育が必修でないから・部活が盛んでないからだろう。
 校門はなく、それらしい入り口も見当たらない。どっからでも入っていける感じがする。もちろん防犯のためのシャッターはある。生徒はバスを降りたら好きなところから入っていく。
 制服がカジュアル。バリエーションに富んでいる。アクセサリー・ヘッドホンはおかまい無し。しかしなぁ、女子のスカート丈がやけに短くてどきっとしてしまう。俺も男だね。
 授業は20名のどの少人数学級。担任もさほど教えやすかろうに。でも結構うるさくって。みんな先生によく突っ込みを入れる。これほどうるさいのは初めてに近い。
 各授業ごとにクラスを変える。バッグを教室の外においておくのはちと危険な気がする。ちなみにバッグはみんな同じようなリュック。
 必修科目は英語のみで、後はみんな選択。もう既に大学。日本で言う中高生が既にこのような形で学んでいるからおもしろいね。
 第二言語がイタリアンか日本語。だから数多くいる留学生はイタリア人が多い。兵庫県に姉妹校があるらしく、交換短期留学もあるらしい。
 Jaimee・Rechealがとっている科目でびっくりしたのは写真と数学。前者はその存在自体に、後者は内容に驚く。
 1限あたり55分×5限。2限と3限の間にRecessというブレイクタイムがあり、皆おやつを食う。4・5限の間にもランチがある。よく食うよね。
 学食はないが、購買スペースがある。ピザ・ミートパイ・ソーセージロール、結構安くて旨い。
 友達も出来た、先生もいい人だ。適応さえ出来ればもっと楽しくなるよね。今はただ、適応しようと頑張ってみるしかないな。

コラム1:家庭

 家庭のことを話そう。思ったより皆自由。すべてHelp oneselfって感じ。食いたきゃ食え、パソコンしたきゃしろ、寝たきゃ寝ろ、こんな自由さ、正直驚いた。ただ、みんなテレビの前に集まる傾向は似ている。
 家自体、多くはGF(グラウンドフロア=日本で言う1F)しかない。Week2のRachael宅は2階建てだったが、1階に車のガレージがあったから実際に住んでいるのは一つのフロアだ。広いから一つのフロアで十分。
 Jaimee宅はニュータウンにある。どの家も全部同じように建てられている。日本の住宅街にはこれといって規則性がある訳ではないからそこに差があるよねB
 一方、Rachael宅には何とプールがある。すげえじゃんって言ったら、これが普通だよって言われてしまった。あるホストスチューデントの家の周りはみんなプールを持っているらしい。これがまたびっくり。
 さすが、ルーズな俺とは違って子供たちにはきちんとお手伝いの習慣がある。僕も何かせねばならないよね。
 冷蔵庫と冷凍庫が別々だ。Jaimee宅には、冷蔵庫が2つあって、一方は飲み物とグラスを入れておくらしい。さらに調味料やシリアル・食パンを入れておく棚が別にある。どんだけ食うんだよ…。
 近所付き合いはあまりよくないんじゃないのかな?うちのホストがそうなだけなのかな?ちなみにJaimeeの弟・Liamは隣の家の男の子と毎日のように遊んでいる。
 夕食のタイミングはだいたい同じなんだけれど、ダイニングテーブルを皆で囲むことは少ない。Jaimee宅では、リビングのTVを見ながら食事ってことがしょっちゅうだった。
 夜は早い。10:00にはGoodNightと言ってしまう。その後少し起きているようだが、みな11:00頃には床についているようだ。
 アルバニーに発つ前日に書いているコラムだし、いくら2家庭にお世話になると入ってもこれ=オーストラリアと考えるのは止めてほしい(俺もそのつもりはない)。少なくとも、僕の印象はこれになるのであろう。

06:最大の失敗

 朝5:30、6:00、7:00。三回も目が覚めるもまた寝る。レズマディーは2者面でOff。今日は午前にシティーに行き午後にレセプションに臨む・・・はずだったのだが。
 RachaelはJaimeeとお泊まり。俺は8:00起き(これが遅かった)支度をしてバス停へ。バスに乗り少しして電車に乗る(ここら辺の話はまた後で)。
 9:30頃シティー中心部へ。少しばかりウィンドウショッピングをしていると2人の動きがにわかに慌ただしくなる。公衆電話からどこかへ掛けている。未だ事態は飲み込めず。Jaimeeの説明に”Yeah”と答えるも何も分からず。ただ二人の行く方向についていくのみ。時計は10:30を指した。事の重大さに気づいたとき、僕は別のエレベーターの中。そう。レセプションは10:30〜だったのだ。
 僕が昨日プログラムを確認しなかったから悪いんだ。ブレザーはRachael宅だし。もうこれは自分の責任。「指名」とはいえ総代表などやっていられない失態。結局ホストスチューデントとの習字の和にまじるしかなかった。彼らは日本の新聞の広告(結婚相談所)の字を書いていた。やっとの思いで日本人メンバーと対面。あ、みんなブレザー着てる。
 とりあえず建物を出てシティーでショッピング。まず、ロンドンコートを見て、それから家族へのお土産を買う。妹にはカンガルーのぬいぐるみ、祖母にはオーデコロン、母にはミトン(あとでもっと買うよ)、弟にAFLのフットボール。なんだかんだ$100も使う。
 そしてRachael宅へ。ブレザーとご対面。ちなみに彼女の家、とんでもない豪邸(オーストラリアだけに)。帰宅後、フッティーの遊び方をホストブラザー・Liamから習う。隣の家の子も加わって、いつの間にかサッカーをした。
 アルバニーへの荷造りの途中、Shaneの弟が来た。野球関連で日本に行くらしい。ジョーカーくん(部員日記のメンバーです)のプログラムかなぁ?その彼とLiamでおしゃべりを楽しむ。早めに寝るか。