年末である。いろんなことが起きた2020年だった。振り返りの記事を書く人が多い中、今年の年末は家で過ごす人も多かろうから、そういう方にとっての暇つぶしくらいにはなるだろうと思い、私も1年の振り返りの記事を書くことにするのである。このブログは、自分が自分らしく自分を表現できる舞台である。関係各方面から怒られさえしなければ、恥ずかしみもなく、陰も陽もひけらかすのである。
といいつつ、去年この記事でやったように、1年のなかでのある一部分を取り出した内容を中心に展開する。本当にこの1年、いろんなことがあったわけだが、10月から11月にかけての、標題にあるような顛末が、ある意味今年のハイライトになってしまった。それくらい、私にとっては大きな出来事であった。
記事のタイトルも
「得たいと思ったものを得られなかった話」
とか
「キャリアの挫折を味わって、そしてその後について」
とか、バリエーションを用意できたのだが、どうせここから書いていく内容も、グジグジとグルグルするだけで長文になるしかないのだから、もっともストレートにメッセージを伝えられるタイトルにしておこうと思ったわけだ。一応、冒頭で珍しくサマリを書いておくと、以下の通りになる。
- この状況下にありながら、TFJフェロー2年目は成果を出しまくったと思う
- 自分の強みは「企画屋」としての振る舞いだと考え、国家公務員経験者採用を受けた
- 経験者採用試験の合格者名簿に搭載されたが、「即戦力として光るものが見えない」とのことで、官庁訪問終了となった
- いろいろ考えた結果、あと1年は飯塚に残ったほうがいいと思い、講師登録を出した
- 来年度にやりたいプロジェクトが頭に浮かんでいるが、その先のことは一切見えていない
では、つらつらと書き始めてみようと思う。(書き終えての追記だが、18,605文字になった) 続きを読む