「授業レポート・アーカイブ」をつくり出す件。

思いのほかしばらく重い腰を持ち上げずにやってこなかったことをここに実現させてみようという気になってしまった。それは何かと言うと、学部生時代の自分の学びの軌跡をアーカイブにすることだ。案外これは単純な話で、これまでに書いたレポートをPDFにすればいいだけの話だ。

そんなわけで、引用文献がきちんと明記されている(であろう)ものについて、とりあえずまずアップロードだけしてしまった。誤字脱字訂正もしていないのでいささかマズいけれど、もはやそれはそれで後から修正するとして、今はアップロードしてしまおう。当然、誤字脱字訂正や掲載取りやめ希望は随時受け付けてます。

レポートは、ある授業を受けて、その中身を咀嚼した上で作成した、その時の思考の足跡だといえる。私自身、まだ学会発表をしたり、論文投稿をしたりするほどの研究者ではないけれど、デザイナーさんたちでいうポートフォリオ(っつうんだっけ?)みたいに、書いた物をアップロードしておくことぐらいは、私の人となりを知ってもらう上で決して無意味ではないだろう。当然、大学院に入ってからというもの、自分の学問的バックグランドの薄さ、というか単なる知識不足にはたはた悲しみを覚えるが、あえて恥なんか感じずに、おおっぴらにしてしまおうと思う。

そんなわけで、カテゴリ「Papers」を、レポートや書き物のアーカイブとして利用し、時系列順や分野別、キーワードやタグで各レポートを整理できるようにしていきたいが、そんな暇があるならやることは別にあるので、まずはアップした物をひたすら載っけてみることにした。それが以下。

なお、これらすべての執筆物についての著作権は、Creative Commonsに従い、「表示−継承」として扱う。つまり、執筆されたものの改変は、その改変されたものが同じように外部に公開される場合にのみ許可される。当然、鍵括弧付き引用はいとわない。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

そんなわけで、後輩の皆様が、このレポート群を参考にしてくださることを心より願うとともに、時おり自分も見返して赤面するのだろうなぁと思ってみたりする。

#sfc_commuIT 地域情報化論2011で発表するうぃる

表題の通り。

慶應義塾大学SFC政策・メディア研究科設置の授業で、「地域情報化論」というのがありまして、地域の問題をICTを用いてどう解決するか、というのが授業のテーマでして、まさにそれが最終課題のテーマになりまして、私は教育をテーマにそれを書きまして、それの課題を発表することになりまして、だから本文とスライドをアップロードします。見ながら発表聞いてね。

「地域教材化ポータルサイト」

学校の先生をしている方へ

enshinoです。普段は告知用途にBlogを活用しないのですが、今回はあえて。
特に、mixiを見ている、我が出身校・不動岡高校を卒業した同期で、教職員採用1年目でひぃひぃ言っている皆さんに。

教職員熟議Saitama 6月18日(土) 14:00〜
大宮・ソニックシティ内、埼玉大学サテライトキャンパスにて
http://real-jukugi.org/t-saitama/

わかります、私は大学院に進んだので、大学院もひぃひぃものですが、よっぽど学校の先生をしている同輩の方が忙しいに決まっています。そんなみんなに、「4月に熟議するよ!」なんて言っても、土曜日は休みたいか授業研究したいに決まってますからそんなの無理でした。
しかし、2ヶ月経った6月、そろそろ落ち着き出てきたんじゃないですか? そして、がむしゃらにやってきた2ヶ月間、そろそろ悩みも苦しみもたまってきていて、それらが頭をめぐってぐるぐるしていませんか?

私が、埼玉県の小学校の先生たちと一緒に取り組んでいる熟議という取り組みは、「教育に関わるみんなで、教育のことを考えて、誰かに文句を言うのではなくて、自分でできることを探しましょう」というスタンスのもとに行われている活動です。しかも、単なる話し合いでもなければ文句を言い合うガス抜き場でもありません。大切なこととして、「学び」があります。
私が関わる教職員熟議Saitamaは、教職員を対象とした熟議。「学校をチームにしよう!」を合い言葉に、職員室内のチームワークをどうすれば築けるかという方向で、これまで2回熟議が重ねられてきました。問題発見→解決策を考える、というところまで来て、6月はその解決策の振り返りです。
「ちょっと待て、振り返りじゃぁ新しく来た人はダメじゃないの?」いいえ、違います、むしろ3回目である6月の回から来てくれた方にとって大きな学びがあるはず。職員室をチームにするためにどうしたらいいかを考えた参加者が、その解決策を実践して、その結果を持ち寄ります。何ができて何ができなかったか、できた理由とできなかった理由を話してもらいます。
この、できた理由とできなかった理由に、おそらく同輩の学校教員の皆さんが抱える悩みとか苦しみの解決へのヒントがあるのかもしれません。すでに長い年数経験を持っている先生でも苦しみを抱えていることを知り、なんとかしようと知恵を絞って工夫をする、そのことが案外役に立つかもしれません。

しかも、学びはそれだけではないです。前回・第2回目は、クラスファシリテーションのプロをゲストに呼んで、チームになること・チームの発達段階ということを学習しました。今回・第3回目は、企業のナレッジマネジメント(知識創造)を専門にされている方が、「振り返る」ということの重要性と、集団で知を共有していくフューチャーセンターというカタチを軸に「場づくり」ということを話してくださいます。場づくりも、チームの発達段階も、きわめてクラスづくりにおいて有用なヒントを持った考え方です。
それに何より、皆さんが抱えている悩みや苦しみを一度吐き出してもらって、他の先生たちと共有して一緒に解決策を探っていく時間も設けます。スタッフとして参加している先生方は6名。キャリア年数も様々で、なかには教務主任クラスもいます。そうした先生方が聞き手かつファシリテーターになって、皆さんの悩みを「自分でできる」解決策の方向に前向きにステップアップさせてくれます。

ともかく、一度来てみるといいと思います。何より、みんなが元気かどうか知りたいし、いや大変だと思うからこそ、その近況を知って、自分自身が今後教職に就くときの参考にしたいと思います。その点でみんなは先輩なので、いろいろと教えを乞いたいわけです。

どうか、どうか、ご参加のほど、宜しくお願いします。損はさせませんから。

http://real-jukugi.org/t-saitama/

[新入生の皆様へ] メールの書き方に関するお願い

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 学部新入生のみなさま、 −*1

はじめまして。突然メールを差し上げ、大変失礼致します。
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 修士課程
1年生の遠藤忍と申します。 −*2

改めまして、新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
先日の総合政策・環境情報学の創造の補講に出席させていただいた折、
皆様の活発な発言と、熱心な聞く態度には心を打たれました。
ぜひ、皆様にとってのSFC生活が実り多いものになることを、
同じ新入生として期待しております。 −*3

ところで今回は、老婆心ながら、新入生の皆様に、
メールのひな形を提示したいと思い、このようにお送りさせていただきます。 −*4

−−−−−−−−−−−− −*5

私は、これまで、大学にて教員のサポート役(SA)をさせていただく機会が多く、
多くの学生の方から先生方へのメールをお預かりすることがありました。
特に、新入生を迎える時期には、件名や宛名、本文のないメールが見受けられ、
どのように返答をすれば良いかに思案することが多いのが現状です。
そうしたメールを受信するたびに、サポートさせていただいている先生が
溜息を漏らす姿を何度も見ております。

私自身、学内・学外とのメールのやり取りが多く、SFC5年目となる今では、
型にはまったメールの書き方が私自身の普通(あるいは常識)になっていますが、
多くの新入生の皆様は、携帯メールのほうがより親しみが大きく、
PCによるフォーマルなメールのやり取りに慣れていないのではないでしょうか。

そうしたやり取りは、例えばサークル活動やグループワークの実践の中で
真似をして身につけていくものだと考えております。
それでも、テンプレートになるものが見られなければ意味がないので、
おせっかいであることを重々承知の上、こうしてお送りさせていただきました。

−−−−−−−−−−−−

私が考える、メールを送る際のポイントとしては、 −*6

・メールは会話ではないからまとまった内容を送る
・件名でメールの内容が把握できるようにする
・送り手がどこの誰であるか、送る相手が誰なのかを明確にする
・相手が未知の人や目上の人に対しては失礼のないようにする

ということがあります。また、コツとして、

・メールの件名に、[タグ] をつけてあげる(例えば授業名など)
・メール本文の最初と最後で、内容の要約や相手への要求を示す
・返信の要、不要を明確に相手に伝える
・最後に署名欄をつける

などがあると思います。

−−−−−−−−−−

以上、長くなりましたが、私が考えるメールの書き方について、
僭越ながら述べさせていただきました。
もちろん、この他にもたくさんの先輩方がノウハウをお持ちと思いますので、
これをご覧の上級生の方々には、ぜひご教示いただければ幸いです。

何よりご理解いただきたいのは、新入生の皆様が今後、
例えば授業の問合せや課題提出などでメールを送る際に、
相手に失礼の無いように、そして相手に分かりやすいメールを
送っていただきたいということです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 −*7
風邪がはやっております。どうぞ、ご自愛ください。 −*8

遠藤 忍 −*9
http://enshino.biz/

※追伸
私のメールは基本的に長い文章となり、これは常に改善せねば
と思っております。
どうぞ、皆様はできるだけ簡潔な文面をお書きください。

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石巻レポート – 3.泥かきの体験と「ありがとう」

4月16日と17日の2日間に渡って、石巻市に行ってきました。第3編では、4月16日の朝に石巻専修大学についてから、とあるお宅で泥かきをさせていただいたあたりまでを書きたいと思います。

再掲ですが、読む前にご留意いただきたいのは、このレポートは、たった1泊2日しかしていない大学生の見方で書かれたものです。ですから、これが現地のすべてではありません。しかも、訪問から3週間以上経っており、現状は刻一刻と変わってきていますから、この記述はもはや古い情報です。しかし、現地に赴いた僕にとって、実質36時間程度の間に見聞きしたことは、今のところ僕の頭の中では「すべて」なのです。ですから、そうした書き方になっていることをご了解ください。

0.プロローグ 〜どうして行ったのか〜
1.準備したこと、そして必要なこと
2.津波を受けた街を目の当たりにして
3.泥かきの体験と「ありがとう」 ←いまここ
4.フットベースと下ネタ
5.石巻のボランティアセンター体制
6.被災地の通信の状況
7.「それどころじゃない」という事実
8.避難所を回ってみて
9.メッセージと勇気を届けること
10.エピローグ 〜何を得たのだろうか〜
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石巻レポート – 2.津波を受けた街を目の当たりにして

4月16日と17日の2日間に渡って、石巻市に行ってきました。第2編では、到着した朝に見た、石巻から女川に向かう光景を、写真とともに掲載していきます。なお、この記事には、現地の写真を掲載していますが、写真を撮影すること自体にも賛否があるかと思います。どうか、ご自身の判断でご覧下さい。

再掲ですが、読む前にご留意いただきたいのは、このレポートは、たった1泊2日しかしていない大学生の見方で書かれたものです。ですから、これが現地のすべてではありません。しかし、現地に赴いた僕にとって、実質36時間程度の間に見聞きしたことは、今のところ僕の頭の中では「すべて」なのです。ですから、そうした書き方になっていることをご了解ください。

0.プロローグ 〜どうして行ったのか〜
1.準備したこと、そして必要なこと
2.津波を受けた街を目の当たりにして ←いまここ
3.泥かきの体験と「ありがとう」
4.フットベースと下ネタ
5.石巻のボランティアセンター体制
6.被災地の通信の状況
7.「それどころじゃない」という事実
8.避難所を回ってみて
9.メッセージと勇気を届けること
10.エピローグ 〜何を得たのだろうか〜

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石巻レポート – 1.準備したこと、そして必要なこと

4月16日と17日の2日間に渡って、石巻市に行ってきました。第1編では、前日に何を準備したか、そして当日到着するまでにどんなルートをたどったか、などを書き出します。

再掲ですが、読む前にご留意いただきたいのは、このレポートは、たった1泊2日しかしていない大学生の見方で書かれたものです。ですから、これが現地のすべてではありません。しかし、現地に赴いた僕にとって、実質36時間程度の間に見聞きしたことは、今のところ僕の頭の中では「すべて」なのです。ですから、そうした書き方になっていることをご了解ください。

0.プロローグ 〜どうして行ったのか〜
1.準備したこと、そして必要なこと ←いまここ
2.津波を受けた街を目の当たりにして
3.泥かきの体験と「ありがとう」
4.フットベースと下ネタ
5.石巻のボランティアセンター体制
6.被災地の通信の状況
7.「それどころじゃない」という事実
8.避難所を回ってみて
9.メッセージと勇気を届けること
10.エピローグ 〜何を得たのだろうか〜
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石巻レポート – 0.プロローグ 〜どうして行ったのか〜

4月16日と17日の2日間に渡って、石巻市に行ってきました。そこで感じたこと、考えたこと、分かったこと・分からなかったことを記したいと思います。これが、今後の私の、そして皆さんの「震災復興支援」に役立てば幸いです。そのためのログとして。

読む前にご留意いただきたいのは、このレポートは、たった1泊2日しかしていない大学生の見方で書かれたものです。ですから、これが現地のすべてではありません。しかし、現地に赴いた僕にとって、実質36時間程度の間に見聞きしたことは、今のところ僕の頭の中では「すべて」なのです。ですから、そうした書き方になっていることをご了解ください。

0.プロローグ 〜どうして行ったのか〜 ←いまここ
1.準備したこと、そして必要なこと
2.津波を受けた街を目の当たりにして
3.泥かきの体験と「ありがとう」
4.フットベースと下ネタ
5.石巻のボランティアセンター体制
6.被災地の通信の状況
7.「それどころじゃない」という事実
8.避難所を回ってみて
9.メッセージと勇気を届けること
10.エピローグ 〜何を得たのだろうか〜

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フィールドワーク科目・研究計画書

大学院修士1年生となったものの、特別休講期間となったSFC。この期間に「社会貢献活動」を行い、フィールドワークとして研究報告に結実させると、単位がつくことになりました。早速、私もその制度を利用してフィールドワーク科目の研究計画を書いた。

ざっくり言うと、震災から2日経たずにおなじSFC生の鶴田くんと、彼と一緒に免許合宿に行っていた西尾くんという2人が立ち上げたサイト「prayforjapan.jp」の翻訳プロジェクトの運営改善を行うことを目的として、多言語による震災支援情報サイトを調べていく、という研究。すごく価値があると思っている。その想いを吐露するだけの時間はないので、とりあえず研究計画だけ載せる。

なお、今後はこのカテゴリのなかで、フィールドワークの情報をちょくちょく載せて行く(かもしれない)。 続きを読む

@Kiriiin くんによる「都内進学を考えている震災孤児の受け入れ状況」

この度の震災で、多くの学齢期の若者が被災しました。未来ある子どもたち、特に小中学生は未だに学校に行けませんが、近未来の東北の復興を担う高校生や大学生も多く被災したのは言うまでもありません。家が流され、親を亡くし、そうした高校生たちのうち、都内に進学を希望する人はどうするのでしょう。

私の先輩である@jenne119さんが、以下のつぶやきをしました。

「震災孤児か、東京の学校に進学する被災者の1人程度なら我が家に住ませられるけども。。SFCに進学する人とかいたら。大学生活の相談とか乗れるし。。」

このつぶやきを私が拾ってRTしたところ、先日の、教職員熟議Saitamaに参加してくれた@Kiriiinくん(上智大4年→春から社会人)が、私のつぶやきを拾ってくれて、そして情報を集めてくれました。ここに、彼の許諾を得た上で、皆さんと共有します。

以下、メール文面

こんにちは、@Kiriiinです。
昨日ツイッターでお返事いただいたので、とりあえず私が把握している情報を共有します。結論からいうと「都内進学を考えている震災者」専門に受け入れている活動をは私が調べた限り見つかりませんでした。「被災者の住宅受け入れ」「都内進学を考えている人への支援」情報のみですが、参考になればと思いお送りします。(しかも関東より関西や他の地域の情報のほうが圧倒的に充実しているっていう…汗)
≪被災者の住宅受け入れ≫
●NPO法人 アースデイマネー・アソシエーション‐「被災者ホームステイ」の呼びかけ
http://earthdaymoney.org/topics_dt.php?id=390

●Rooomsharejapan(東北太平洋沖地震で住居を失った被災者向けに、シェアハウスや、ルームシェア情報の提供の呼びかけを開始)
http://www.net–election.com/news_2P6LwZR74.html?right

●roomdoner(家に住むことが困難になった方と、住宅/部屋を提供するマッチングサイト)
http://roomdonor.jp/top.html

≪都内進学者への支援≫
●東京都教育委員会、被災地域からの生徒の受入れ等について発表
http://resemom.jp/article/2011/03/17/1600.html

●関東住宅受け入れ状況(その1)
https://sites.google.com/site/minnadewiki/home/kihon/accept/13-tokyo-acc

●関東住宅受け入れ状況(その2)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/yakudati.htm

●大阪市の事例
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110317dde041040041000c.html

私が関わっている各方面の動きで、特に文部科学行政レベルでNPOの皆さんがいろいろ動いています。私が思うのは、NPOの支援体制として、また制度として、都内への就学を希望する震災孤児をどうにか里親やシェアハウスで受けれることが出来る体制が組めれば、いいんじゃないかと思ったりしています。

取り急ぎ、共有まで。