シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ②コンセプトとディレクション

2019年度、教員に転職して1年目の私は、校内の校務分掌で「情報教育」の担当となり、市が推進する施策でもある、Softbank Robotics社のPepperを用いたプログラミング学習の取り組みに挑戦しました。中学1年生・42人を対象とした、全16時間の取り組みを通じて考えてきたこと・やってきたことを、全4回にわたって書いていきたいと思います。

第2回の今回は、取り組みを踏まえて私が思い至った主張を発信する、その1つ目です。すなわち、「プログラミング学習で大事なのはコンセプト。だからこそ、必要な人材は、実は『ディレクター』かもしれない」という主張です。それを、起きたことを時系列で説明しながら展開します。

○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ①Hello, Pepper.
●シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ②コンセプトとディレクション
○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ③外部人材と「うまいこと」やる
○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ④誰が為のプログラミング

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シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ①Hello, Pepper.

2019年度、教員に転職して1年目の私は、校内の校務分掌で「情報教育」の担当となり、市が推進する施策でもある、Softbank Robotics社のPepperを用いたプログラミング学習の取り組みに挑戦しました。中学1年生・42人を対象とした、全16時間の取り組みを通じて考えてきたこと・やってきたことを、全4回にわたって書いていきたいと思います。

第1回の今回は、取り組みの全体像と、その背景についてお話ししたいと思います。

●シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ①Hello, Pepper.
○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ②コンセプトとディレクション
○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ③外部人材と「うまいこと」やる
○シリーズ・プログラミング学習への挑戦2019 – ④誰が為のプログラミング

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箱根山学校の、自分の記録 – さいごに「自分の気持ち悪さに向き合って」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。最後は、台風の爪痕の影響でみんなが先に帰った後、自分だけがテラスに残って記した、ほんとうに一人のなかでの記録。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 4日目の昼に①「Sさんが教えてくれたこと」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。9つ目は、ミニクラス、という、自分の関心ごとや学んでいることをおすそ分けする時間での出来事。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 3日目の夜に②「ウチとソトとの対話の中で」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。8つ目は、陸前高田の街をまわってみて感じたこと、その2。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 3日目の夜に①「違和感があるものとしての、あえての堤防」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。7つ目は、陸前高田の街をまわってみて感じたこと、その1。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 3日目の朝に「終わりと引き際にまつわる自己嫌悪」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。6つ目は、プロジェクトの終わりに関する過去の自分の言い訳文。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 2日目の夜に②「ソーシャルマントと自分のエゴと」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。5つ目は、Social Good Actionをしている自分への戒めとして。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 2日目の夜に①「変な憧れが邪魔をする」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。4つ目は、アクションを起こす人に対する自分の捉え方の自問自答。 続きを読む

箱根山学校の、自分の記録 – 2日目の朝に②「胃をいたわる」

陸前高田市は箱根山。そこにある宿泊施設の「箱根山テラス」で行われた「箱根山学校」というワークショップに参加した。たぶん、ワークショップという言葉が最も適当とは思えないのだが、しかしその言葉以外に平たく説明することができない。ただ、何かを感じ、何かに気づくための、日常を離れた4日間であることは間違いない。

そんな箱根山学校での気づきの記録。3つ目は、その日の朝に食べたおかゆから。 続きを読む