SFC-LTに出たよ、という話

ご無沙汰しております。enshinoです。1日1日記という新年の目標は、1ヶ月そうそうにして崩れかかりましたが、それは卒論を仕上げることに躍起になっていたからなので、言い訳がましいですが、それは致し方ないことだとして処理してください。

それはそうと、ながらくenshinoProjectを標榜してきた我がサイトも、名前を衣替えしましたが、そのことは後日。

今日は、卒論締切前に参加したSFC-LTについて。LTとは、Lightning Talk、雷のごとく、いろんな人が入れ替わり立ち替わり、電光石火の早さで自分の「いま」を話していく企画で、海外の学会では多く行われているそうです。それをSFCでやるっつんんだから、出ないわけは無いでしょ。

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仮説とリサーチクエスチョンをやたらとたててみる [方法論探究HW3]

今更ながら課題をやる。

先日、所属する研究会の中間発表を行ったが、それがえらくひどいもんであったことは否めない。このブログにそのスライドを載せたいのは確かだが、参考文献一覧をまだ貼っていないので掲載できない。

しかし、そのスライドを作る過程の中で、問題意識と仮説とリサーチクエスチョンを見直す機会が出来た。一度、それをまとめておきたいと思う。個別の作業仮説はすでに思いついていて、しかもそれらに対してどのデータを用いるかについても明確だったが、問題は問題意識の設定をどこにおけばいいか、ということであった。電車の中、鴨池のほとり、研究室の中、考えてもなかなか浮かぶものではなかったが、スライドをつくりながらそれなりに形になった。まとめておこう。

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オーソリティとエッジのビブリオ [方法論探究HW2]

方法論探究で研究のペースメイキングをしていく件。今回のお題は、オーソリティとエッジの先行研究を読むというものです。ご担当本人も、ワークロードとしては今回が一番しんどい、と。たしかにそうですよね。
しかし、幸いにして私は、第二言語習得研究の分野についてのオーソリティとエッジは何となく見当がついています。よかったな、と思っておりました。そうは言っても、第二言語習得研究のどの分野に重きを置くかによっても、オーソリティとエッジが異なってきます。
今回の記事は、順次追記をしていきますが、ともかく、頭に思い浮かんでいるオーソリティとエッジをあげつらっていこうと思います。ちなみに全部敬称略。すいません。
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頭の整理をしてみる(Draft Writing & Mind Map) [方法論探求HW1]

最近、またあまりにもBlogを書くことがなくなってきた。いよいよTwitterログだらけになってしまい、こりゃマズいと思いながら、ブログデザインと記事カテゴリの再構成を画策中である。これも、やるやる詐欺になるだろうが。。。

なんかしなきゃな、もうすぐ卒業だし。
そもそも、enshino.bizは、自分自身をアーカイブするために維持しているサイトで、本当は学部卒業までに、これまでの自分のプロジェクトや学校でのレポートを掲載していくことをやってみたいと思っている。当然、自分の研究は掲載したい。
そうか、ブログに研究ノートと研究記録を書いていけばいいのか。

そんなことを、方法論探究の課題に取り組みながら、その提出をするためにどの媒体を遣おうか迷ったあげく、思いついた。なので、自分の研究記録をここに掲載していくことにしてみた。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス2010年度秋学期「方法論探究」は、自身の研究のペースメイキングのために履修した授業である。その最初の課題は、リサーチデザインのためのアイディア整理、ドラフトライティングとマインドマップである。 続きを読む

大学院入試研究計画書

少しくらい、ブログをツイッターだけにしないで、しかももっと活用していかなきゃな、と思う次第であります。

で、少し前から考えていたのが、「前に出す、共に動く、振り返る、後に残す」がこのブログのテーマであるProjectの意味する所ですので、せっかくだから自分のProjectとなるものをアーカイブ化するとともに、それを広く前に出してみようと思います。

そう、僕の書いてきたアカデミックペーパーの全てを、「前に出す、後に残す」のです。そのカテゴリが、『Papers』。

第一弾は、先般の大学院政策・メディア研究科入試の出願に際して添付した、研究計画書です。

ファイル:20100525_GAO-ResearchPlan

タイトルは「茨城県・英語インタラクティブフォーラムの評価分析 〜学校英語教育のあり方と、教育施策の分析手法の検討〜」。私が中学2年生と3年生の時に参加した英会話コンテスト「英語インタラクティブフォーラム」を事例研究の題材として扱います。その上で、この研究が目指すのは、日本の学校英語教育でなぜ英語を学ぶ必要があるのか、その意味の付与です。

私は常々、「日本人は日本に暮らす限り英語を必要としない。だから、英語という言語の言語知識を習得する必要は無い。英語学習の目的は、英語の言語知識ではなく、広く一般的な言語使用の方略、平たく言えば、どんな言語でも通用するコミュニケーション方略を身につけることだ」という主張をしています。ただ、その主張を主張でとどめず、説得力を持たせるために、この研究に取り組みます。

具体的な手法は、英語インタラクティブフォーラムの参加者と、その指導者を対象としたアンケート調査により、生徒の意欲態度の変化や、教師の指導実践の実態を明らかにするとともに、談話分析を用いて参加者の英会話の特性を調べます。

ここにアップロードすることをもって、院試にご協力いただいた皆さんへの、出願のご報告と代えさせていただきます。

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第4回:プラスα・インタラクティブ

 なぜいつもいつも後手後手になってしまうのか。それは僕がものぐさだから。
 だって、もうすぐ○大会ですよ(おっと)。駄目ですね。俺。ゴメンナサイね。ああかなしき日程調整。
 さて、第4回として作ったレジュメですが、レクチャリングとトレーニングは別日程で行いましたので2週にわたっての報告となります。

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第3回:あいづち2.0

 またもや、今更かよっっ!
 日誌を書くのもまだ3回目なのに、もうすぐインタラも本番を迎えてしまいます。少なくともこの内容をやったのは2週間前。まずさっさと日誌をかけバカヤロー、と言うのは止めて下さい。けっこう毎日えぐかったから。
 だけど、やっぱりインタラで三中に戻るとほっとしますね。それはどーでもいいってか。

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第2回:イメージマップ整理法

 はしか休講もいよいよ最終日。ぽっかりと1週間が空いた物の、ただグダグダと生活するだけで、全く実りのない日々となってしまったのは、全くもって自身の怠慢であります。もっと色々やれたはずなのに・・・

 そうはいってもずっとグダってたわけじゃございません。ちゃんと行ってきました、インタラクティ部指導。また今回もやけに熱が入ってはいるものの空回り状態で・・・
 それでは、5/30、第2回目のレポートをどうぞ。掲載したレジュメも一緒にご覧下さい。

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第1回:インパクト自己紹介

 あ、Mac戻ってきて、結構快調に動いてくれています。ありがたいです。

 いったいいつになったらレポートを書くんだお前は。と思われた皆さん、ゴメンナサイ。時間はあるはずなのに。
 初回授業は、結構楽しかったですよ。メンバーのキャラクターがかなり濃くって、本当に濃くて、どーしようかと思いましたが、彼らだから楽しいと感じるのかも。これから先、一緒に練習していくのが楽しみです!!
 それでは、初授業であった5/16の練習をレポートしたいと思います。そんでもって、今回使用したレジュメ&ワークシートも掲載します。データをなくしたため、印刷物をスキャンした画像PDFなので激重です、ご注意を。

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今更ながら「到達目標」

 なんだか、やる事の順序がごっちゃごちゃで、いったい自分は何をしているのか、焦ってしまうこのごろです・・・
 それはさておき。

 スムーズな会話のためのスキルを、ぎこちなく使えるようにするために、何をどうやって教えていけばいいのか。その格好の材料がインタラクティブだってことは何度も言ってきたわけです。

 そりゃ、これまで経験してきたインタラクティブは、まぁ楽しかったですよ。だけど振り返って、それが完璧だったかっていえば、そーでもないんですね。
 毎回のカンバセーション(会話)のあとは、ほとんど後悔ばかりでした。
 なーんでか。それはその当時の練習を思い出せば分る事。
 私がこれまで経験してきた練習は
   1.トピックについての話題になる英文を書き出す
   2.ひたすら喋る
…………さすがにこれだけでいいのか? という思いが、後から出てきました。

 人前で話すアティチュードや、会話を楽しむ態度、ユーモアで盛り上げるスキルはあったと自信があります(自分で言うなよ)。
 ではなぜ後悔したかと言うと、
「自分の言いたい事が言えなかった」
「相手に自分の話題が通じなかった」
「相手に質問する事が出来なかった」
「うまく会話が盛り上がらなかった」
だからです。

 何を練習すれば良かったのか・・・何を練習したら後悔しなかっただろうか・・・そんな考えを持ちながら、担当のC先生と相談すると、「いついつまでに何が出来るようになっていたいか、考えてみな」とアドバイスいただき、早速考えました。それがこれ。

1.自己紹介ができる
2.自分のことが言える
3.相手に反応できる
4.相手に質問が出来る
5.会話を盛り上げられる
6.会話を主導できる

 やるからには勝ちにいきたい。なら勝つためにはどうしたらいいのかという事を考えるました。この到達目標では、情報を与える・引き出す、会話をスムーズに広げる、会話の雰囲気を楽しくする、違った視点を持つ、といった事を目指せるように設定しました。
 この到達目標を下に、毎週の練習内容を考えていきます。